アートギャラリー・VOILLDにて開催されたUAMOU氏の個展「UAMOU EXHIBITION “HOME”」でウアモウのお部屋にお邪魔してきました！

↑熱心に言葉を書き綴るウアモウ。シンプルだけど心に響いたり、ほっこりしたり、励まされたりする言葉を書かれているのだ

東京・中目黒にあるアートギャラリー・VOILLDにて2016年7月1日～10日まで、UAMOU氏が個展「UAMOU EXHIBITION “HOME”」を開催した。この場所は以前「UAMOU EXHIBITION “SOGNI STRANI”」を開催したスペース。その時はウアモウの「“SOGNI STRANI（不思議な夢）”」を映像やカスタムで見せてくれた。そして今回のテーマは「HOME」。ウアモウとUAMOU氏、ふたりのお部屋という設定の中、ソフビのカスタムやイラストなどの平面作品が多数展示された。この展示についてUAMOU氏にお話を聞いた。まずテーマについて？
「今、自分の興味の対象が“お家”なんです。引きこもりですから（笑）。今回は『SOGNI STRANI』のように立体＆平面作品や映像できれいに展示を完結させるのではなく、それ以外の方法で『作品を見せたい！』という思いがありました。また油絵みたいな『作品』ではなく、もっと身近で気軽に飾ってもらえる作品を作りたかったんです。だからお部屋で、棚などにいろんな雑貨や生活用品を並べて、その中に作品を置いてみたんですね」と解説。
ここでちょっと気になったのが「ふたりのお部屋」という設定。というのも全てをウアモウで表現してきた氏が、なぜ「ウアモウの部屋」ではなく自身を登場させたのか？
「それは『お部屋に何を置く？』と考えた時どうしても私自身が出てしまうことや、ウアモウは宇宙人だから、そこを意識すると身近なお部屋から離れてしまう……そこでふたりのお部屋ということにしたんです。それに気づいたら、すっと展示がまとまりました」と設定が固まるまで多少の迷いがあったことを告白。確かに宇宙人ウアモウの日常って考えると「？？？」だしね（笑）。
そして完成した「HOME」について「これまで作品展示は何回もありましたが、今回ように空間演出からトータルで考えたのは初めてなんです。最初は『どうなるかなぁ……』と思いましたが『ウアモウの家へ遊びに来て、楽しんでもらえたら』という思いがだんだん強くなって、こういう形になりました。なんとかうまくまとまったと思います」と満足そうだ。
それではウアモウとUAMOU氏のお部屋へ遊びに行けなかったファンのため、改めてここで「UAMOU EXHIBITION “HOME”」を紹介していこう！　ちなみに来週（2016年７月19日の週）ぐらいから個展アイテムをUAMOU ONLINE SHOPにて通販スタート予定なのでお楽しみに。

↑今回のカスタムは全て「HOME」のテーマに沿った言葉をメッセージで綴っているのだ