- 2015-11-10
- レポート, 新着記事, 特集・インタビュー
- TOKYO DESIGN WEEK, サンガッツ本舗
「TOKYO DESIGN WEEK 2015」とは、今年30周年を迎えるクリエイティブの祭典。デザイン、アート、ミュージック、ファションの4ジャンルに分かれ、企業、ブランド、デザイナー、学校などがそれぞれのクリエイティブを発表し、ファンは時代の最先端を体感出来るイベントだ。その「TOKYO DESIGN WEE 後期」となる、10月30日~11月3日までサンガッツ本舗(http://www.sunguts.com/)が出展。既報通り2種類の新作、ピースちゃんを始め、[もののけスクールガール]の仲間たちも新色の制服で大集合。ポップなカラーのイラストやソフビで会場に華を添えたのだ!? 常に精力的にイベント出展を行うサンガッツ本舗だが、実は本イベントには今回が初出展! 11月にはデザフェスを控え、そこへ集中したいと考えるのが普通だと思うが、なぜ新たな場の「TOKYO DESIGN WEEK 2015」出展を選んだのか? サンガッツ本舗のいちみや忠義氏に心境を聞いてみた!
―それは当時の子供たち全ての思いですよね。今となっては、それが良さですけど。
毎年、お客さんとしては行ってまして、いつかは出ようと思ってたんです。出展者が、学生から企業、アマからプロ、ジャンルもアートだけでなく、ファッション、音楽、建築と幅広くておもしろいんですよ。ただ、これまでは10日間ぐらいぶっ通し出展しかなく「10日間毎日行くのは厳しいなあと」思ってたんですが、今年から「前期」、「後期」の5日間出展がありになったんで、募集前から問い合わせて申し込みました。
ーこれまで出展してきたイベントと比べて、来場するお客さんや反応など違いはありましたか?
もちろん、ワンフェスやスーフェス、デザフェスすらも知らないお客さんばかりですから、反応は面白かったですよ。ソフビどころかフィギュアの出展者も数人しかいないので、写真をばんばん撮られたり、めちゃくちゃいろいろ質問されました。ウチのディスプレイに貼り付いて見ていたために、お母さんとはぐれて、見つけた途端どつかれてた子供がいたのは可哀想だったなあ。
ー新たな場での手応えがあったら聞かせてください。
[もののけスクールガール]が客層にはちょうどいいかなと思って、それのみ販売分を持って行き、怪獣とかは展示のみにしていたんですが、そっちの購入希望者も多くいて驚きました。基本的に売るイベントではなく、プレゼンするイベントなので、赤字は赤字ですが、知られていない場所に行くことは大切だと改めて思いました。デザイン会社から展示用のソフビ生産について等、いくつか話はいただきましたね。実現するかは不明ですが。こういう毎年やってるイベントは、1回ではなく、2~3回は出ないと結果は見えないと思うので、また来年も出ようと思います。
↑バックでは可愛い[もののけガールズ]たちのイラストが踊っている!
↑新作のピースちゃん。お座りした蓄光版の目はレッドとブラック、ブルーの3バージョンあった!
↑下のケースでは[百鬼夜行シリーズ]、[もののけガールズ]、松茸師匠、[ベタ怪獣シリーズ]や初期代表作の[サンガッツ本舗の大怪獣シリーズ]などが展示された