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2017年9月発売開始の[VAG]第12弾についてお聞きしました! ひなたかほり編「MORRIS」について

2017年9月発売開始の[VAG]第12弾についてお聞きしました! ひなたかほり編「MORRIS」について
ひなたかほりひなたかほり
■2008年モンチッチドレスデザインコンテスト最優秀モンチッチ賞受賞、 2009年FEWMANY AWARDファイナリスト選出をきっかけにアーティスト活動を開始。 手描きや手作りのあたたかさを活かしたノスタルジックな作風で、 絵画から手芸、立体造形まで表現の技法は多岐に渡る。 「ウルトラマン」「マジンガーZ」「パワーパフガールズ」等、人気作品とのコラボレーションも多数。 2016年より、つのがはえた猫のキャラクター「Morris The Cat with Antlers」を展開中。

 

ーー今回の[VAG]参加の経緯と感想を教えて下さい。
2016年の秋の「Taipei Toy Festival」でレジンフィギュアの「MORRIS」をリリースした直後にメディコム・トイの赤司さんに呼んで頂いて照紗さん、(ひかり)バンビちゃんのふたりと一緒に本社にうかがわせて頂いたのがきっかけでした。「はじめまして」のご挨拶と思っていたら、その場で3人の[TEHON]と[VAG]のリリースを決定して頂いて。うわさを聞いてチェックして下さっていたそうです。メディコム・トイは私もいちファンとして憧れのトイメーカーさんだったので本当にうれしくて、帰り道「夢じゃないかな?」とふたりに何度も確認してしまったのを覚えています(笑)。

ーーこのプロジェクトに対して期待している事などあったら教えて下さい。
「MORRIS」はひとつひとつ手作りのアート作品として販売していたことで、なかなか「欲しい」と思って下さっていたみなさまにお届けできていない状況でした。今回[VAG]として商品化して頂いたことで、今までお届け出来てなかった方たちの元にも行き渡るといいなと思っています。また[VAG]をきっかけに「MORRIS」の今後の展開を楽しみにして下さる方が増えたらうれしいです。

ーー改めて「MORRIS」で参加したことについて教えて下さい。
「MORRIS」は私がキャラクターとしての展開を考えて、デザイン、造形したはじめての作品でした。なのでほかに選択肢がなかったからなのですが、そんなはじめての造形作品で[VAG]に仲間入り出来たことは本当に幸運でした。

ーー改めてキャラをデザインされた時のこだわりや、コンセプトなどを教えて下さい。
西洋館のようなクラシックで上品な空間にも馴染んでしまうようなアートトイを作りたいなと思い「お洒落に飾れるフィギュア」をコンセプトに形や色使いにこだわってデザインしました。

ーー原型はベースをひなたさんが手がけ、それをPERFECT-STUDIOさんが仕上げています。原型製作時にこだわったポイントや、仕上げのポイントなどあれば理由と共に教えて下さい。
原型を作るときはまさか量産される商品の原型になるとは思ってもいなかったので「こうしたら可愛いかも!」と粘土遊びのように楽しみながら作りました。ソフビにするには金型から抜ける形にする必要があるので、その調整や二頭身にぎゅっと縮める作業などをPERFECT-STUDIOさんに3Dデータ上でお手伝いして頂きました。くわえて耳の位置を動かして頂いたり、毛並みをデータ上で足して頂いたり。最終的には「MORRIS」の良さは「手作り感にあるな」と感じて、「手作り感」を残すことにこだわって仕上げをお願いさせて頂きました。たくさんのリクエストに応えて頂いてPERFECT-STUDIOさんにはとっても感謝しています。

ーー今回は5色あります。色決めの基本コンセプトと、色バリエーションの理由を教えて下さい。
並べた時、落ち着いた色味でクラシックなたたずまいになるようにカラーバリエーションを考えました。スタンダードカラーとして「赤いコートの子」と「緑のコートの子」。「青いコートの子」と「ベージュのコートの子」は作りたいと思っていたイメージリストから選びました。「ピンクのコートの子」は春の台湾での展示の際にレジンフィギュアで作って、とても人気だったので入れることにしました。

ーー実際にソフビサンプルを見た時の完成への手応えなど聞かせて下さい。
小さな[VAG]になって送られてきた時、あまりの可愛さに感動しました。自分の手では絶対に作れなかった繊細さです。また頭と体の2パーツなのですが、それぞれ違う色のソフビで出来ているということにも驚きました。商品版に向けてメディコム・トイの方が「どうしたら良いモノが作れるのか?」考えて作って下さっているんだなと実感しました。まだ監修段階で、何点か修正のお願いをさせて頂いたので、より可愛くなって出来上がってくることを楽しみにしています。

ーー[VAG]はすでに何シリーズも展開しています。これまでの各シリーズに対してプレッシャーなどはありましたか?
[VAG]は勢いのある人気商品なので[VAG]になるというだけで注目が集まるということに、うれしさ半分、[VAG]ファンの方に受け入れて頂けるかなという不安半分でした。情報がリリースされてからは、期待の声をたくさん聞くことが出来て不安もやわらぎました。アートトイ業界が盛り上がっている良いタイミングで素敵な機会を頂けたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

ーーまた[VAG]では先に照紗さんが、そして今回ひかりバンビさんも同時に[VAG]デビューします。「TEHON」に加えて[怪獣ギャルズ]の3名がそろって活躍することについての感想などあれば聞かせてください。
仲良しでいつも一緒にいるからか、3人セットで出展や企画のお話を頂くことが多く、うれしく思っています。3人が本当に三者三様でバラバラの作風だったからこそ、そろって活動出来たんじゃないかなと思います。今後、それぞれの活躍出来る場所を目指して、ひとりひとりでの行動も増えてくると思いますが、これからも変わらずお互いに刺激し合ったり励まし合いながら、姉妹のような関係を続けていけたらいいなと思います。

ーー今後またシリーズへの参加意欲などあれば聞かせて下さい。
今後も可愛い仲間たちを増やしていきたいと思ってますので、ぜひまた参加させて頂きたいです!

ーー最後にファンへのメッセージをお願いします。
[VAG]シリーズでの商品化が決まったのも、多くの方々が注目して下さって、反響を下さったおかげです。ありがとうございます。たくさんの「MORRIS」が皆様の元に届きますように♪ よかったらハッシュタグ「#つのねこ」で楽しく暮らしている様子を見せて頂けたら嬉しいです(*^ ^*)。

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