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2018年12月発売開始の[VAG]第17弾についてお聞きしました! 「スペースレーサーズ・ミミ」について

VAG(VINYL ARTIST GACHA) SERIES17 スペースレーサーズ・ミミ
KAIJIN 

KAIJIN■自ら求めるキャラクターのイメージを形にするため、2005年より活動開始。オリジナルデザインのキャラクター、フィギュアの制作を軸に展開し、個展や国内外のアート企画、アーティストのコラボなどでも作品を発表。他にアニメ、特撮キャラクターのリデザイン、原型制作など制作の幅を広げつつある。

 

 

 

ーー今回の[VAG]プロジェクトへの参加経緯と感想を教えてください。
確か今年の初め頃に代表の赤司(竜彦/メディコム・トイ代表取締役社長)社長から参加のご依頼を受けたかと思います。イベントなどでご挨拶する事はありましたが、突然だったのでビックリしました(笑)。

ーー[VAG]に対して期待している事などあったら教えてください。
これまで発表してきた作品(立体)の中では一番、手に取ってもらいやすいと思うので、自由に遊んでいただければと思います。

ーー[VAG]で「スペースレーサーズ・ミミ」をチョイスした理由を教えてください。
チョイス自体は依頼時に赤司社長の方からのご提案でした。自分のデザインの変化の流れや[VAG]のパーツ構成的にも一番合ってると思いましたので、直ぐに返事を出したと思います。

ーー改めて「スペースレーサーズ・ミミ」のキャラをデザインされた時のこだわりや、コンセプトなどを教えてください。
元のソフビ([VAG]の元になったオリジナル版)を制作した時のコンセプトは乗り物+パイロットです。ただオリジナル版と今回の[VAG]版とでは、重点においている部分が違い、オリジナル版は当初のコンセプト「乗り物+パイロット」とは別に、ふたつの乗り物(胴体+頭部それぞれにパイロットが搭乗可能)が合体することで1体のロボットになるというギミックがありました。そのため分離時と合体時で成立するデザインにする事、通常のソフビで接合に使うかん着とは違う方法で、ストレス無く合体出来るようにするという構造というギミック重視の作品です。[VAG]版ではサイズやパーツ構成等、オリジナルと同じ作りは無理なため、ギミックを排除した分、人気の高かったパワードスーツに乗った状態でのバランスを重視し、再構成しています。

ーー原型製作時にこだわった造型ポイントなどあれば理由と共に教えてください。
[VAG]制作にあたり自分が制作したオリジナル版をメディコムさんの方で3Dスキャンしてもらい、同時にサイズ変更に伴いバランス調整した三面図をお渡しして進めてもらいました。具体例として小さくなりアイコンとして認識が弱くなる頭部の拡大や目のバランス調整などです。あとはソフビなので温めれば柔らかくなりますのでパイロットのミミを外して色々乗せて遊んでくれてもうれしいですね♪ そのために搭乗口付近のデザインや分割も変更もしています。変更した箇所が、ほぼ1発でこちらのイメージ通りの仕上がり、非常にスムーズでした。

ーー今回は5色あります。色決めの基本コンセプトと、色バリエーションの理由を教えてください。
赤、青、ピンクは元々自分が好んで作品に取り入れる色なので“らしさ“を強調する点で直ぐに決まりました。黄、緑は自分がロボやメカも好きなので外せないなぁと。建築機や量産機に見立てて遊んでもらいたいという点で選びました。

ーー実際にソフビサンプルを見た時の完成への手応えなど聞かせてください。
とても満足しています。今回オリジナルより彩色箇所を増やし、結構入り組んだ塗装箇所もあったのでデコマス塗っていた時は「大丈夫かな?」と。届いたサンプルを見て余計な心配だったなと思いましたね(笑)。

ーー[VAG]はすでに何シリーズも展開しています。これまでの各シリーズに対してプレッシャーなどありましたか?
不思議とそこまでプレッシャーは感じませんでした。

ーー今後またシリーズへの参加意欲などあれば聞かせてください。
もちろんまたお誘いいただければ参加したいと思います。[VAG]ならではの魅力や出来ることを、今回制作して感じましたので、次回あればその点を更に活かせればと思います。

ーー最後にファンへのメッセージをお願いします。
これまで応援してくれたファンや関係者の方たちのお陰もあって今回[VAG]シリーズで作品を出せたかと思います。本当にありがとうございました。またこれから店頭で初めて知る方たち含め自由に遊んでいただければ自分もうれしいです。

 

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