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[VAG]第6弾についてお聞きしました!芸術家MAMES/マメズ編 ハヌマーン製作について

【INTERVIEW】[VAG]第6弾についてお聞きしました!芸術家MAMES/マメズ編 ハヌマーン製作について
芸術家MAMES/マメズ芸術家MAMES/マメズ
■白河剣太狼、chami(ちゃみ)、からなる芸術家ユニット。2005年に活動を開始。ヴィヴィッドな色遣いの個性的な作風と独特な存在感に加え、時代や流行に左右されない表現が特徴。日本各地に残る伝承を元に、妖怪を現代的に表現した作品を制作。妖怪を「カラフル」「シンプル」「モード」をテーマに現代へ蘇らせ、世界中をなカラフルな妖怪(お化け)で埋め尽くす事で平和へ貢献するというコンセプトのもと、芸術活動をしている。台湾、シンガポールなどのアジア諸国を始め、世界各国での各種イベントや展示活動、新宿都心のファッションビルを全館ジャックする等の活動を通じ、国内外を問わずファンを獲得する。また、原宿竹下通りのアパレルショップACDCRAGの壁画制作や、ディズニーリゾートオフィシャルホテル・サンルートプラザ東京でのライブペイント、そしてアジアデジタルアート大賞展での入賞(2011年度、2014年度、2015年度)をはじめ数々の賞を受賞し、唯一無二のアーティストとしての存在を確立。2015年1月~3月には音楽ライブと共に業界初の3ヵ月連続レギュラー個展「LiveGallery ヨウカイマメズ Exhibition」を開催し大成功を収めた。また12月には日本に先駆けて台湾・香港・マカオからスマートフォン・アプリゲーム『妖怪MAMES』が発売。更には、メディコム・トイが手掛けるクマ型ブロックタイプ人気フィギュアシリーズの[BE@RBRICK SERIES 31]に「YOKAIMAMES」が登場し話題を博す。

ーー今回のプロジェクト参加の経緯と感想を教えて下さい。
メディコム・トイさんからお話を頂いたことがキッカケですが、実は[VAG]はずっとやりたくて、見守ってきたので、参加する事が決まった時はそれから毎日夢に出てくるほど、とても楽しみでワクワクしていました。

ーーこのプロジェクトに対して期待している事などあったら教えて下さい。
今後、様々な世界中で愛される「ビニールアーティストガチャ(VAG)」だと思っています。

ーー今回なぜこのキャラクター=ハヌマーンで参加されようと考えたのか教えて下さい。
神話には以前から非常に興味があり、個人的に調べていたのですが、そのタイミングでメディコム・トイさんから「[VAG]でハヌマーンはどうでしょうか!?」というリクエストがあって、姿の見えない不思議な存在を可視化し、現代へ蘇らせる事がマメズのアートですのでぜひ描きたいと思いました。

ーーキャラクターの設定や制作コンセプトなどありましたら教えて下さい。
インド神話のハヌマーンは「風神の化身の猿族」という事なので、全身風や雲で飛んでいる姿をまず思い浮かべました。体のモフモフは取り外し可能で、分け与える事もあります。手に持っているのは、体を大きくしたり不思議な魔法を使えたり、風を起こしたりする法具です。どうやら伝説によると、とてもヤンチャだったとのことで「マメズの赤鬼とも楽しく遊べるような神様だったら良いなあと!」そんなことを思いながら制作しました。

ーー原型はMIROCK-TOYさんが製作されています。依頼する時にこだわった造型ポイントなどあれば理由と共に教えて下さい。
実は[VAG]のシリーズでオタスケミロクマルを集めていました。めちゃくちゃ尖っててお洒落で。最初見たとき「ナンダコレ!」とビックリして。そのMIROCK-TOYさんに原型を作っていただく流れになるとは思っても見なくて嬉しかったです。このハヌマーンは頭の先っぽに、小さな輪っかが付いていたり法具を隠し持っているのがポイントです。マメズがネオトラディショナルとして描くなら、今までにないイメージのハヌマーンを作ろうと思いました。

ーー今回は5色あります。色決めの基本コンセプトと、色バリエーションの理由を教えて下さい。
誰しもが気持ちの良いと感じる色を付けるのは辞めようというコンセプトが自分の中にいつもあって「なんかこれ気持ち悪いなあ」と感じるのが好きです。「本当はコレとコレ入れると綺麗に見えるんだけどな、でもいっか! これ凄く気持ち悪くて良いな!」と。この色とこの色を組み合わせると、普通は変になるんだけど、マメズがやると気持ち良く感じたり、その逆でもよくて、そういう自分の中の色の組み合わせや決め方が好きなんです。他のアーティストの[VAG]と並べたときに「マメズが並ぶとまた違った色の空気が流れて楽しくなったら嬉しいな!」と思って5色選びました。基本カラーは、風をイメージしたホワイトヴァイオレットです。ハヌマーンは姿を変える能力を持っているので、体の色を変えるシーンもあります。そこで色違いの体も今後作品になっていきますので、ぜひ見てもらいたいと思っています。

ーー実際にソフビサンプルを見た時の完成への手応えなどあったら聞かせて下さい。
サンプルがすでに高級感があって、手に取った時には無条件に「楽しさや、製作のコダワリ、込み上げてくる、感じるもの」がありました。そしてマメズのアートが立体になる喜び!! これは本当に口だけで表現することが出来ません。長くずっと応援してくれている方々が多いので、完成したら同じ感動をするんじゃないかな!!

ーーシリーズは、第1弾~第5弾が発売されいずれも好評でした。そういう状況を受けてのプレッシャーなどはありますか?
プレッシャーやピンチは、マメズにとって「チャンスや希望」と同じ意味です。前回まで好評というお話を聞いた時には、素晴らしいと思いましたし、とても嬉しかったです。

ーー今後またシリーズへの参加意欲などあれば聞かせて下さい。
ぜひ違う作品でまた参加したいです! とても製作期間は楽しかったです、メディコム・トイさんから、アートトイへのコダワリを沢山うかがえたので、今後一緒にやってみたいアイデアが一杯あります!

ーー最後にファンへのメッセージをお願いします
初めて[VAG]を手に取って、マメズを知ってくださる方もいると思います。ずっと応援してくれている方はお馴染みの事なんですが、いつも通り写真が微妙なマメズなので、マメズ作品との遊び方や、並べ方、撮り方を教えてください。次はBE@RBRICKの赤鬼や作品とどうやって並べるか、[VAG]を絡ませようか、色々みんなで画策して遊びたいです!

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