- 2016-12-31
- レポート, 新着記事, 特集・インタビュー
- Aliens Park, angelabby, BLObPUS, DAN, GRAPE BRAIN, Kennyswork, MaxToy, One up., PLAY STUDIO, SOFUBIMICHI, T9G, Taipei Toy Festival2016, TOUMA, TTF2016, TTToy, UNBOXIndustries, ZariganiWorks, “Hints and Spices”Shane Haddy, たねマン, ひかりバンビ, ひなたかほり, サンガッツ本舗, ナガモトマイ, ピコピコ, ヤモマーク, 坂本嘉種, 武笠太郎, 照紗
2016年はタイ、韓国、台湾、上海、香港、シンガポールとアジア圏全体で様々なイベントが開催され、日本アーティストの出店が相次いだため繁盛に海外イベントをレポートしてきた。そんなアジア圏のソフビ熱がついに日本ソフビ界全体を巻き込んだ記念すべき「Taipei Toy Festival 2016」レポートの「PART2」だ! ここでは台湾のファン層やアーティストの活動について、RESTOREの阿部順之介氏が現地で聞いた状況を教えてくれたので紹介。「台湾の平均月収は7万円なので、イベントでの買い物は凄く高額なんです。貧富の差が結構あるようですね。そのためソフビなどは、中間層から上がターゲットの手軽なアート作品といった感じなのでは無いでしょうか?」と語る。また台湾では現在ソフビ製作への関心がとても高まっているが、製作ノウハウが全く無く、材料も工場も無いため阿部氏も日本での生産の相談を随分と受けたという。だが一様に「製作費が高い」という反応だったそうだ。確かにアジア圏でのソフビ製作は香港アーティストがダントツに強い。台湾でもソフビ製作しているアーティストはいるが、阿部氏によればレジン製フィギュアの方が多い印象だったという。そんなアーティストたちの作品の方向性について「クリーチャーや動物が多いそうです。聞くと台湾には製作モチーフとなる“シンボリック”な存在……例えば、侍、鳥居、神社、怪獣などが全然無くて、あっても世界に知られていないマイナーなモノばかり。そこでみな日本のイメージに憧れるようです。ただ私はマイナーなのもおもしろいと思うのですが……」と教えてくれた。ソフビ製作に関しては課題が多そうだが、デザインなどのアイデアなど台湾アーティストから見た日本の様々な文化などちょっとおもしろそう。今回の「Taipei Toy Festival 2016」で日本の主要ブランドとの交流をきっかけに新たに道が開けることを祈りつつレポート「PART2」だ。
PART1はこちら
Special Thanks:ART JUNKIE、RESTORE、山吉屋、照紗、ひかりバンビ、T9G、ナガモトマイ、ヤモマーク、ピコピコ、サンガッツ本舗
■TOUMA Trooper Creative Order
↑TOUMA氏のチームとしてbitter melon、“little shop”Etsuko Fukushi、DOKUTOKU460、GRAPE BRAIN、CUE、HAKURO氏、ひかりバンビ氏、ひなたかほり氏、Nathan Hamill氏、Candie Bolton氏、yeas、照紗氏、P.P.PUDDING、TOVI、ZariganiWorks、“Hints and Spices”Shane Haddy氏らが参加
↑GRAPE BRAIN(上)と“Hints and Spices”Shane Haddy氏(下)のブース
↑手前左からひなたかほり氏、照紗氏、ひかりバンビ氏のサイン会。後ろには仮面のヒーロー(?)たねマンだ
↑左から照紗氏、ZariganiWorksの武笠太郎氏と坂本嘉種氏のサイン会
↑手前中央がMaxToy製「キツラ」をデザインしたアーティスト・Candie Bolton氏。会場で大人気だったという。そして手前右は、Nathan Hamill氏。『スター・ウォーズ』でお馴染みの役者マーク・ハミル氏のご子息なのだ!?
■One up. × MaxToy & SOFUBIMICHI
↑One up.とMaxToyに「SOFUBIMICHI」として参加のBLObPUS、ピコピコ氏、TTToy、サンガッツ本舗、ヤモマーク
■オークションステージ
↑オークション出品される作品。後ろにはDAN氏(左)、ナガモトマイ氏(右)のライブペイント作品
↑オークション会場でステージとお客さんとの間を忙しく動き回るスタッフ。凄くセクシーなのだ!
■日本でお馴染みの海外メーカー&アーティスト、ショップ
↑ショップ・angelabbyとAliens Park、PLAY STUDIOとのブース
↑現在もの凄い勢いで日本的なスタイルの造形でソフビを製作し続けているUnboxIndustriesのブース
↑日本ではナガモトマイ氏やナカザワショーコ氏のコラボでよく見るKennysworkのブ−ス
■海外メーカー&アーティスト、ショップ
ここからはよく解らないが会場の雰囲気を感じていただけるよう各ブースをずらりと紹介