- 2017-2-14
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- MoMA PS1, SAEPORK1, Slaughterhouse, サエボーグ, サエポーク1, ハマハヤオ, ビリケン商会, 六本木ヒルズA/Dギャラリー
↑Slaughterhouse SAEPORK1 7237675-1
↑サエポークのスーツ。「屠殺されるとお腹のハムパーツが取れ、骨パーツが剥き出しになります」ということだが、ソフビでそのギミックは含まれてないので注意! 撮影:ZIGEN
自ら製作するラテックス製スーツでパフォーマンスを披露するアーティスト・サエボーグ氏。氏のプロフィールについては下記を参照。そんな氏の作品「家畜たちが人工的に管理されているプロセスをジェンダーと重ね合わせた『Slaughterhouse』シリーズ」に登場するキャラクター「サエポーク1」がハマハヤオ氏造形、ビリケン商会製作でソフビ化された! 仕上がりにサエボーグ氏は「本作は『サエポーク1』の完全な模刻です。スーツのパターンライン、ラテックスの接着面の段差、空気を入れるバルブ部分、スーツの覗き穴の窪みまで再現されています。お尻部分には焼き印のイメージで家畜番号(7237675-1)が入っています」と大絶賛! パッケージも「入ってる箱も『サエポーク』の身体イメージのベビーピンクに家畜番号(7237675-1)を入れてあり、包み紙も赤&ベビーピンクにして内臓感を出しています」とこだわりを見せる。サエボーグ氏の作品はアート作品だが、ソフビ者的にハマハヤオ氏の造形となると見逃せないのでは?
■サエボーグProfile
サエボーグとは、ラテックス製のスーツを自作し、自ら装着するパフォーマンスを展開するアーティスト。アンダーグラウンドクラブパーティー「Department-H」のスタッフも務める。主な展覧会に六本木アートナイト参加展示「Pigpen」(六本木ヒルズA/Dgallery、東京、2016)、「HISSS」(岡本太郎記念館、東京、2015)、「Slaughterhouse-13」(galleria nike、東京、2015)、企画展に「のけものアニマル」(はじまりの美術館、福島、2015)、「TURN」(鞆の津ミュージアム、広島、2015)、「第17回岡本太郎現代芸術賞展」(川崎市岡本太郎美術館、神奈川、2014)同展にて岡本敏子賞受賞。公式サイト、Twitter、Instagram
■サエボーグよりコメント
MoMA PS1がサエポーク・ソフビをお買い上げ。只今開催中のMark Leckey氏の個展「Containers and Their Drivers」にてサエポーク・ソフビと「Slaughterhouse」の映像を展示中です。2017年3月5日まで開催中なので、NY在住の方はぜひ足をお運び下さいませ。
2017年2月14日より六本木ヒルズA/Dギャラリーにて発売
問合せ先/六本木ヒルズA/DギャラリーTEL.03-6406-6875(12時~20時)
http://www.mori.art.museum/jp/shop/ad_gallery.html
Slaughterhouse SAEPORK1 7237675-1
頒布価格 39,960円(税込)
●全高約300mm
© サエボーグ