↑ふたりの怪獣博徒！　左から怪獣芸術家ピコピコ氏、マンガ家・逆柱いみり氏

2018年早々、mograg galleryにてマンガ家・逆柱いみり＆怪獣芸術家ピコピコ両氏によるふたり展が開催された。これは「怪獣に魅入られ、未知の存在を追い求め続けた、二体の造形怪人が、切った張ったの大決闘!!　あれくるう鉄火場と化したギャラリーで繰り広げられる、総天然色のめくるめく奇想のコラボレーション」ショーだ！　タイトル「怪獣賭博」はピコピコ氏の命名で、怪獣をテーマに、花札やメンコをイメージした絵画、懐かしの「紙相撲」など、こどもから大人まで楽しめる「賭博作品」が多数展示されたのだ。2018年1月6日〜28日と長期間だったこともあり、両氏は昭和駄菓子屋でお馴染みな「当て物」や「引き物ブロマイド」を準備したり、合作絵画も続々と追加され、会期中はずっとワクワクが止まらない内容だった模様。注目だったのがピコピコ氏発案という「シーボーズ復元プロジェクト」！　今回、初お披露目の企画で、なんと「シーボーズ」の骨格から「元の姿を復元」するという驚きの作品で、アイデア賞ものな制作コンセプトに怪獣愛の深さを感じずにはいられない！　13日にはクジで両氏が怪獣を引き、妄想で対決！　お客さんがその勝敗に賭けて、当たれば景品というトークショウ「怪獣賭博会」も開催。またこの日、本展の「詩」に逆柱いみり氏が曲つけた「怪獣博徒」をピコピコ氏とともに熱唱！　そんないちいち気になる「逆柱いみり対ピコピコ『怪獣賭博』」をレポート！　行きそびれたソフビ者は、ぜひ会場の雰囲気をお楽しみください！

↑開催にあたり逆柱いみり氏によって書かれた「詩」。ここに曲をつけてトークショウでライブしたのだ

↑花札モチーフの作品で今回の展示のメインで使用されているビジュアル。左から「松にファラオス」「ボーボーに月」

↑ピコピコ氏の作品。生きた生物のように描かれた怪獣たち。左から「早口怪獣ガゴモ」「ささやき怪獣ケトンチュ」（上）「甘噛み怪獣フーブラ」（下）「黙認獣ウボバ」

↑ピコピコ氏の作品。左から「へそ曲がり宇宙人ハルカナ星人」（上）「浅漬け怪獣キャガンガン」（下）「腸獣ゾモズ」「世話焼き怪獣エゲン」（上）「見学怪獣エカストリス」（下）

↑「怪獣紙相撲」の力士たち。両氏によってそれぞれ描かれた

↑「怪獣紙相撲引き当て」で中には「怪獣紙相撲」力士カード入り！

↑会場には「怪獣紙相撲」で遊べるように力士たちと土俵が準備されていたのだ！

↑逆柱いみり氏の作品。昭和のメンコ絵のイメージで描いたという。上段左から「アイアントーテム」「ビニューラ対ヌーポラ」。下段左から「ロボット怪獣リルセ対栄養人間チャンピマン」「癇癪宇宙人クリテン星人対空中超人ガンビル」

↑逆柱いみり氏の作品。上段左から「冬虫夏草怪獣アギョギョン」「ミイラ怪獣ファラオス」「へし折り怪獣ゴリドドン」。下段左から「宇宙人ベンモルキュウ対握り怪獣ポワードン」「持ち上げ怪獣ビルキングと少年花山荘介」

↑ピコピコ氏発案の「シーボーズ復元プロジェクト」。「シーボーズ」の骨格から「元の姿を復元」というアイデア賞モノの怪獣作品

↑逆柱いみり氏によって描かれた様々な怪獣たち

↑両氏よるカラフルな怪獣作品

↑逆柱いみり氏が最近ハマっているという、木などに直線を引くための工具「墨壺」のカスタム。上が通常の状態で下２点はカスタム。大好きという映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のイメージから考案したそうだ

↑逆柱いみり氏の作品。こちらもメンコモチーフで描かれている

↑ピコピコ氏の作品。「ピコピコミニ怪獣シリーズ」で、いずれもソフビ化希望の声が殺到中！

↑ピコピコ氏の作品で４作とも「怪獣四体パック」

↑ピコピコ氏の作品。左から「桜にベッコス」「ボーボーに月」

↑逆柱いみり＆ピコピコ両氏の合作。左から「熱海怪獣ホテル」と「怪獣落城家」

↑逆柱いみり氏が準備した昭和駄菓子屋でお馴染みな「クジ物」

↑13日に開催されたトーク＆ライブ「怪獣賭博会」の模倣

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