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「DesignerCon 2024」01/行ってきました!第1弾はメディコム・トイ編!! レポートは今後8週間の短期集中連載でお届け!!

エビ沢キヨミ先生とsofvi.tokyo編集部は、初の海外取材「DesignerCon 2024」に行ってきました! 改めてこの「DesignerCon」は、コレクティブルトイ、カスタムフィギュア、ぬいぐるみ、アパレルなどオリジナル系の海外イベントとして最大規模の老舗イベント。2018年からメディコム・トイもオフィシャルパートナーとして参加したため、より世界中のトイファンから注目されています。これまでアナハイム開催でしたが、今回初のラスベガス開催。実は主催者&参加ディーラーも、当初は来客など不安な面も多かったようです。しかし蓋を開けてみたら大盛況で、イベントとしては大成功だった模様! イベントのスケジュールですが、初日夕方からのVIPナイトに始まり、2&3日がゆっくりした一般日で、ファミリーで来ているファンも多かったです。会場の「The Expo at World Market Center」は、閑静で広大な土地の中にドーンと立ったイベントホールで、初日のVIPナイトでは、そこを取り囲むようにファンの行列がズラリと伸び、アメリカのアートトイファンの熱気の凄さを感じました! 場内は、幕張メッセのワンホールぐらいの広さで、広大すぎる幕張メッセや東京ビッグサイト全館使用など、1日で全ブースを回り切るのは無理……という感じでもなく全ブースを見て回れる広さでとてもよかったのです! そんな会場で、ファンは目当てのアートトイを購入した後、時間までゆっくり知り合いや出店ディーラーとの会話を楽しんでいました。欲しいモノを手に入れるためのなりふり構わない渾身のダッシュや、膨大すぎる空間でのブースチェックに疲労困憊して、建物の端にへたり込むという、まるで戦場のような殺伐さは、あまり感じられず終始楽しい雰囲気でしたね。ちなみに「DesignerCon 2024」は、以前紹介した通り主催のBen Goretsky(ベン・ゴレツキー)氏が日本やアジア圏の作家に多大な興味を寄せていたり、アジア窓口担当のDon Kratzer(ドン・クラッツァ)氏のアテンドなどあり、日本でお馴染みなブランドも数多く参加しているため日本語も話せたので、どこか安心感がありましたね(笑)。とは言いつつ国は違えど、同じおもちゃ好きのセンスは万国共通! 言葉の壁は関係なく「DesignerCon 2024」はとても楽しい取材となったのです!

そんな「DesignerCon 2024」を、sofvi.tokyoでは、写真レポートとエビキヨ先生のルポマンガのダブルで紹介します。具体的な雰囲気や各ディーラーがどんなブースだったのかは写真で、会場の印象や各ディーラーのコメントはルポマンガで! 編集部とエビキヨ先生は、3日間の会場内を歩き回ったため、とにかく取材の素材が膨大! 写真レポート5回にわけて、2025年1月中旬よりエビキヨ先生のルポマンガ5回分も連載スタート! 今週末から8週間、毎週末に「DesignerCon」の模様をお届けするのでお楽しみに!
「DesignerCon2025」参加お問い合わせ■Don Kratzer(ドン・クラッツァ)don@designercon.com

そして第1回目は、2018年からオフィシャルパートナーとして「DesignerCon」に参加し、場内でも最も大きなスペースでブース展開するメディコム・トイから! ここではメインである「BE@RBRICK」の「400%」や「1000%」はもちろん、ソフビも、先日国内凱旋の抽選販売が行われたバットボーイズ・佐田正樹氏の「ジャンボとろみ君」や久しぶりの復活シリーズ[JAM]からGYAROMI氏の「JAM クトゥルフオイド(G.I.D.)」がラインナップ! ほかにも会場限定としてこなつ氏の「JAM ネゴラ桜(LUCKY CAT Ver.)」、安楽安作氏による新規原型の「シン・ゴジラ」、久しぶりの復活となるソフビライフの「おひるねゴジラ」の「金」と「銀」なども準備。佐田氏とGYAROMI氏は、発売に合わせてサイン会も行いました。今回のメディコム・トイブースについて赤司竜彦氏(メディコム・トイ代表取締役社長)にうかがったうと……
「初のラスベガスでの開催という事もあり、非常に活況で良いスコアを頂けました。国内未発売の安楽安作さんの『シン・ゴジラ』や佐田正樹さんの『ジャンボとろみ君』の初売りなどベガスに相応しい商品構成でお届けできたと思います」
と、会場は凄い熱量同様にメディコム・トイとしても「DesignerCon 2024」に、相当いい手応えを感じられた様子。ではそんなメディコム・トイのブースを紹介!


メディコム・トイのブースは常にファンで溢れかえっていた。特に初日のVIPナイトは、ここを先頭に待機列がブースをぐるりと取り囲み、入場制限が行われたのだ。ちなみに写真はすっかり落ち着いた2日目のもの


ブース入り口では、D-CONキャラクターの「Vincent(ヴィンセント)」だったり、レッドの「COCA-COLA KEITH HARING」の巨大な「BE@RBRICK」がファンをお出迎え


ブースからまっすぐ入った所にソフビは展示されていた


佐田氏は「ジャンボとろみ君」以外に「とろみ君(6期)」も準備しいずれも完売! そして2日目にはサイン会も行われた


佐田氏は「こういう会場で海外でのサイン会は初めてなので、ちょっと恥ずかしいですね。この『ジャンボとろみ君』は、もともとでチェーンソーで削り出した木彫なんです。それをスキャンして、このサイズに落とし込みました。持っている『釘パット』も実際に釘を打って作ったんです。こういうザクザクした質感で、出来上がってとてもうれしいです」と語る。「ジャンボとろみ君」の仕上がりには相当満足だった様子。「とろみ君」の今後の展開もすでに決まっているというので注目したい

また久しぶりにシリーズが復活した[JAM]から、GYAROMI氏の「JAM クトゥルフオイド (G.I.D.) 」が登場。こちらも人気で2日目にはサイン会が開催された。GYAROMI氏は現物を見たのが会場がはじめてだったという。


「もともとこれは以前、台湾で開催されたイベント用に製作した時のカラーで、それを引用したんです。少し変えてカラーサンプルを出したら、ちゃんと仕上がっていたので、がんばっていただいたんだと思いました。現物を見て、重りとなる充填材が中に入っていたり、パーツ数が14個だったり色々気付かされることがありました」
こちらも仕上がりにはとても満足そう。そして「DesignerCon」というイベントについては?
「日本のイベントでは、あまりお見かけできない作家さんもいて、とても貴重な機会だったし、もの凄く刺激的でした。『DesignerCon』は今回が初めての参加なので、以前を知らないんですが、めちゃめちゃいいイベントで気に入ったので、ぜひ次回も参加したいです!」と相当ハマった模様!


ブースでのサイン会終了後に、遅れてファンが到着! 持っていた「クトゥルフオイド」を差し出すファンにGYAROMI氏は、よろこんでサインに応じていた。こうした雰囲気も「DesignerCon」ならでは!


会場限定だったこなつ氏の「JAM ネゴラ桜(LUCKY CAT Ver.)」、安楽安作氏による新規原型の「シン・ゴジラ」、久しぶりの復活となるソフビライフの「おひるねゴジラ」の「金」と「銀」など、ぜひ国内でもほしい!!


ソフビで言えばほかにも「VCD ANDY WARHOL by ERIC SO」「VCD KEITH HARING by ERIC SO」、ぞれぞれの「DCON Ver.」なども


またカラフルな「VCD ANDY MOUSE」も全6色が展示されていた


会場限定の「BE@RBRICK SET」になる「DESIGNERCON ARTIST SERIES 5」は、SOEY MILK、THE LONDON POLICE、KODONE、RHYMEZLIKEDIMEZに加えて日本でもお馴染みのソフビ作家・TOUMA氏がラインナップされていた!


ブース入り口には「DESIGNERCON ARTIST SERIES 5」のSOEY MILKとTHE LONDON POLICEが手がけた「BE@RBRICK」の大きなビジュアル!


こちらには壁に大きく「BE@RBRICK」の「DESIGNERCON ARTIST SERIES 5」からRHYMEZLIKEDIMEZ、TOUMA、KODONEのビジュアルがあった


ちなみに3日目にはTOUMA氏のサイン会も開催された!


こちらにはピンクが印象的なFAFIとイエローのスマイルマークが特徴的なOG SLICK「BE@RBRICK」の大きなビジュアルが並ぶ


物販スペース手前にはTARA MCPHERSONや「LUCKY CAT Jackpot」の「BE@RBRICK」ビジュアルが存在感を示していた


2日目、会場内に黄色い悲鳴が聞こえて、あっという間に人だかりができ、それがメディコム・トイブースに近づいてきた!?


なんとスーパースター、クリス・ブラウンと起業家ジョン・ディーンが来訪し色めくメディコム・トイブース! これは、ふたりによる、ファッション&収集品などを利用し自分たちの文化を伝える創造的な活動クリエイティブ エージェンシー・The Auraclesの活動の一環としての来場。果たしてメディコム・トイと何が……?

そんな盛り上がりの中、無事終了した「DesignerCon」。ここで最後に初のラスベガスでの開催となった今回、オフィシャルパートナーという立場からイベント全体やお客さんの雰囲気は、赤司氏にどのように映ったのかうかがった。
「アナハイムからの移動で参加者がどのような顔ぶれになるか、お客様はいらしていただけるのかなど些か心配でしたがフタを開けてみると、前回以上の盛り上がりとご来場者数でビックリでした。アメリカでもソフビ熱は非常に高まっていますね」
赤司氏がそう語る通り「DesignerCon」は基本的にソフビだけでなく、イラストやグッズのみの出展者なども多い。しかし、会場ではソフビを扱うブースが格段に多かった。その様子は以前にも増してアメリカのソフビ熱の高まりを感じられて、さらに今後が楽しみな印象だった。
そんな「DesignerCon」だが来年開催の「DesignerCon 2025」は、なんとイベント開催20周年というメモリアルイヤー! さらに盛り上がりがあるのかもしれないだけに見逃せないぞ!


楽しかったメディコム・トイブースではエビキヨ先生も「D-CON BE@RBRICK」や赤司氏とパチリ! エビキヨ先生は、現在ものすごい勢いでルポマンガを製作中! 2025年1月中旬から5回分、短期集中掲載予定なので、ご期待ください!

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