ももともとリアル造形の「東宝怪獣シリーズ」を展開していたY・MFSが、あるメーカーとのコラボレーションをきっかけに、デフォルメ怪獣ソフビに目覚め、スタートしたのが[ウルトラマンシリーズ]だ! この動きは、ちょうどデフォルメタイプのスタンダードサイズ(全高約23cm)で「未発売の怪獣が欲しい!」という多くのソフビ好きが求める機運の高まりとバッチリ合ったことと、矢継ぎに数多くの原型を発表したことであっという間に注目されるようになった! 昨年夏の「ワンダーフェスティバル」でもブースを紹介したが、本格的に昨年末より発売スタートとなった注目シリーズについて改めてお聞きしてきた!
ーー改めてシリーズの手応えを聞かせてください
一応、第1弾の「アメーザ」や第2弾の「バーミン星人」は完売し、第3弾の「メカギラス」も完売しました
ーーそれは凄い! そしてブースには新作原型がもの凄い数ですね
全部、許諾も取ってます。以前の「ワンダーフェスティバル」で人気投票を取りましたから、人気上位の怪獣たちを製作しています。
ーー「スチール星人」もありますね!
ボリュームが少しほかと比べて足りないから劇中登場した人間体の「黒いマントの男」を付属させます
ーー豪華!
またウチは技術とアイデアを結集しているので、ほかメーカーにはないソフビの分割というか、ヒーローの腰回りも内側で干渉し合うため通常なら、腰回りを広く造形していますが、ウチの場合はプロポーションそのままで上手く計算して動くように分割しているので、腰回りがスッキリしているので、そこもぜひ注目してほしいです。
ーー多くの原型に対するお客さんの反応はいかがですか?
大喜びしてもらってます。やっぱりお客さんは、ほかのメーカーから出てない怪獣が欲しいんですよ! コレクションしている方は、それが1番ですから。サイズもスタンダードサイズ(23cm)がみな1番いい! キャラクターによっては大きさが分かるようにしていますが、ウチも基本的なスタンダードサイズに合わせてます。だからほかメーカーさんのスタンダードサイズと並べても違和感ないようにしています。
ーーこれだけ並ぶと圧倒的ですね!
少し作り過ぎちゃいました? やっぱり私も原型を見たいんです。まず「ウルトラマンタロウ」(2025年2月9日時点の予定)で次は、「ウルトラマンエース」、それから「シグナリオン」「メデューサ」を予定しています。あと、ウチはこれだけ種類があるので「2期カラー」ってのは、ほぼない。あっても多分5~6年後? もっと先になると思います。だから今のうちに購入してくださいという感じです。皆さんの手に行き渡るだけの数は生産していますから。やっぱり多くのファンの意見として「買えないならコレクションをやめる」とか、「高いと買えない」というのをよく聞くんです。そのためウチの価格は、1万5400円ぐらいにして「ウルトラヒーロー」だけ気持ち1000円ぐらい安くするという感じで設定しています。ただヒーローの方が塗装マスク代もあるので原価高いんですけどね。ウチとしては大きめな怪獣も今の所は全一緒の定価にする予定ですね。
ーーそういうの意見はファンとしてはとてもうれしいと思います。ほかに隠し玉的なモノをあるんでしょで うか?
『ウルトラセブン』のキャラで……ある特殊なことをしないと……というね。ちょっとここには今出せない(?)や怪獣を準備中です!
ーーなお楽しみという。 今後も期待しています!!
発売済みのソフビたちが並ぶ。前列、左から『ウルトラマン80』の「アメーザ」、『ウルトラマンレオ』の「バーミン星人」、後列、左から『ウルトラマン80』の「メカギラス」
今後発売予定サンプルとして前列、左から『ウルトrタマンA』の「アイスロン」、『ウルトラマン80』の「プラズマ」と「マイナズマ」。後列、左から『ウルトラマンタロウ』の「メドウーサ星人」、発売済みの「ウルトラマンタロウ」、『ウルトラマンA』の「シグナリオン」、そして「ウルとラマンエース」
もの凄い数の新作原型! 左から『ウルトラマン80』の「ガルタン大王」、「ファイヤードラコ」、『帰ってきたウルとラマン』の「ストラ星人」、『ウルトラマンレオ』の「ハバルウ星人」
そして後列には『ウルトラマンレオ』の「ブニョ」、「ノーバ」!
そして『ウルトラマンタロウ』の「キングゼミラ」
手前左から『ウルトラマンA』の「エースロボット」、「バッドバアロン」、後列にはやはり『ウルトラマンA』から「スチール星人」や「黒いマントの男」も!
大物原型として左から『ウルトラマンA』の「ユニバーラゲス」、『ウルトラマン80』から「マーゴドン」!