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まさに“縫製の魔術師”! テキスタイル彫刻家、アン・ヴァレリー・デュポン新作展「Bestioles」開催中! 命を吹き込まれた布の動物たちは必見!! 


本展「Bestioles」のメインビジュアルポスター。多様な動物たちをコラージュ! 真ん中にはUNDERCOVER・高橋盾氏のコメントが!

フランスのテキスタイル彫刻家、アン・ヴァレリー・デュポン(Anne Valérie Dupond)さんの新作展「Bestioles(ベスティオール)」が、表参道ヒルズのMEDICOM TOY PLUSで開催中。古い布やハギレを用い、針と糸だけで生み出される彼女の作品は、単なる「ぬいぐるみ」の枠を超えたアートピース。開催にあたり、メディコム・トイの赤司竜彦氏(代表取締役社長)は「彼女はポジションとしてはインディペンデントなスタンスですが、世界中の様々な方に受け入れられている不思議な立ち位置の作家さん。全て手作業、針と糸、そして布だけで作られている点に魅力を感じます」と語ってくれた。ちなみに赤司氏がアン氏の作品を知ったのは約20年前で、ファッションブランド・UNDERCOVERのコレクション「But Beautiful」でのコラボレーションがきっかけだったという。
今回のタイトルの「Bestioles」とは「小さな獣たち/虫たち」の意味で、それをテーマに、会場は6つのゾーンに分けられ、MEDICOM TOY PLUSは、まるで絵本の中に迷い込んだような空間が広がっていた。
展示を見ると、それぞれの作品たちは、デフォルメされているのに、動物の骨格や特徴を捉えたリアリティに溢れ、本物の動物が大好きでよく、観察しているのが伝わってくる造形力が素晴らしい!
そんな展示へsofvi.tokyoからお馴染みのルポマンガ家で動物大好きというエビ沢キヨミ先生も同行して取材してきました! このレポートを見て少しでも気になったら、ぜひMEDICOM TOY PLUSへ足を運んでほしい。実物はもっとすごいですから!

■6つのゾーンで出会う、個性豊かな生き物たち
会場は以下の6つのテーマで構成され、それぞれの環境に合わせたインスタレーションが展開されていた


「ONE OF KIND BE@RBRICK 1000%」
アンさんの手によって布のコスチュームをまとった巨大な「BE@RBRICK」たち。テキスタイルワークで全身が包まれ、カラフルなパッチワークやファー素材など、一体ごとに全く異なる個性を持ち、無機質なトイから温かみのある生き物へと変身! 


大きな目と触角、背中の羽が特徴的な虫をモチーフにしたようなユニーク仕上がり。まるで「ショッ○ー怪人」のよう!


「Broche(ブローチ)」
動物の頭部を模したブローチがズラリ。ひとつひとつ表情が異なり、ファッションのアクセントとしても、小さきアートとしても楽しめる。オオカミやクマなど、小さいながらも素材の組み合わせで表情豊かに作られていた


「Terre(陸)」
ウッドチップが敷き詰められたエリアには、陸上の生物たちがズラリ。アンさん自身が「自然が生み出す不思議な動物に惹かれる」と語る通り「カモノハシ」や「ロバ」「フェネック」などユニークな造形で息づいていた!


大きく翼を広げた「コウモリ」や大きな目が印象的な「オポッサム」! 骨組みのラインや皮膜の質感が布で巧みに表現されている。アンさんが「不思議な動物」に惹かれていることがよく分かる作品だ


「Mer(海)」
ブルーの植物と共にディスプレイされているのは「クジラ」や「カニ」などの海洋生物。古布の質感が、海の生き物の皮膚感を見事に表現していた!


「クジラ」や鮮やかなオレンジと模様が特徴的な「カニ」の作品のアップ。「クジラ」は、まるでデニムのようなブルーの布地を使い、潮を吹いている様子も針金とビーズ等で表現。とてもかわいく仕上がっている「カニ」は、ハサミの重量感や甲羅の丸みが布で見事に再現されている。


「Ciel(空)」
天井からは色鮮やかな鳥たちが舞うように吊るされる。自由な色彩感覚と、布の重なりが生む羽の表現は必見!


真っ黒な「カラス」は漆黒の布の光沢で羽の質感を表し、吊られた飛翔する「アオカケス」は、何層にも重なった布で翼の躍動感が表現されている。


「Maison(おうち)」
棚や家具調のセットに配置されているのは「猫」や「犬」といった身近なペットたち。アンさんは子供の頃から「犬」と暮らし、現在は「猫」を飼っているとのことで、そのポーズや表情からは動物への深い愛情が伝わってくるのだ


ふてぶてしくも愛らしい表情の「猫」! 首元のリボンがアクセントで、手前には小さなネズミのような作品もありました。


リラックスして寝そべる「猫」たち。アンさんが「猫を飼っている」と語る通り「猫」特有の脱力感が再現されている。


会場には、アンさんが描いた、さまざまなスケッチも展示。シンプルな線で動物たち作品のユニークな表情を捉えておりとても魅力的だ。

ちなみに展示中の「ONE OF KIND BE@RBRICK 1000%」は、2025年12月14日23時59分まで会場とMCT TOKYOにて 応募受付の抽選販売。また展示されているテキスタイル彫刻作品の一部もMCT TOKYOで販売中! 今回の作品をまとめた図録(Zine)、Tシャツ、トートバッグ、クッションなどの開催記念グッズも会場で販売中。デジタルな時代だからこそ心に響く、手仕事の温もりと動物たちの愛らしい表情。ぜひ会場で、その「リアルな存在感」を体感してほしい!


今回の展覧会の図録(Zine)「BESTIOLES」。これはぜひ押さえたい!!


作品がプリントされたオリジナルトートバッグ。黒地に作品の写真が映えるデザイン。


作品がプリントされたダイカットクッションと、手前にはお花の作品をモチーフにしたカラフルなブローチ。


オリジナルTシャツ。長袖と半袖があり、アンさんの作品写真がデザインされている。


アン・ヴァレリー・デュポンさん(右)と今回取材に同行したエビキヨ先生(左)のツーショット。アンさん同様に動物大好きなエビキヨ先生はアンさんの作品を目を輝かせて凝視! アンさんを取材したルポマンガも同時に公開予定なのでお楽しみに!

Anne Valérie Dupond 新作展示会「Bestioles (ベスティオール)」
2025年11月29日(土)~2025年12月14日(日)
11時~20時
会場/MEDICOM TOY PLUS
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館 B2F
入場無料
問合せ先/メディコム・トイ ユーザーサポート TEL.03-3460-7555(平日11時~18時) usersupport@medicomtoy.co.jp
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