
現在、福島県磐梯町のbandai coffeeで開催中の「昭和バンダイ・ポピー製 ウルトラ玩具展」が、ソフビ好きの間で大きな話題を呼んでいる。会場は、国指定史跡慧日寺跡敷地内に併設のカフェ。雪深い冬の磐梯で、なぜこれほど熱い展示が実現したのか? これは「磐梯町(ばんだいまち)」と「おもちゃのバンダイ」という、全く関係ないのに同じ名前という不思議な縁から、行政と連携する公益的民間組織であるばんだい振興公社が企画したコラボレーションなのだ! 企画担当の一般社団法人ばんだい振興公社広報室・藤田絵美氏は「字は違いますが『子どもたちに夢を与える』という点では、私たちの町づくりも同じ志を持っています。この語呂合わせをきっかけに、まずは町に興味を持ってもらえればと考えました」企画スタートを説明してくれたと。そして今回の展示について「一番の魅力は『世代を超えた会話』です。お父さん世代には懐かしくお子さんには新鮮に映る80年代〜90年代のおもちゃを通じて、家族の会話が生まれ、そんなおもちゃの熱気で、冬の磐梯町を温かく盛り上げていきたいです」と続けてくれた。そんな企画からソフビやおもちゃのコレクターとして知られる西村祐次氏(M1号)への協力を打診するのだ。
展示を一任された西村氏によれば「『萬代』だからバンダイ・ポピー時期の昭和の時代……1978年ぐらいから1987年ぐらいまでのモノを中心に飾りましょうという話になりました」と展示内容を説明。この時期はちょうど『ウルトラマン80』放映前夜! 当時は「ウルトラマシリーズ」の新作テレビ放送がなく、西村氏たちのようなファンが盛り上がり、そういう人たちがプロへ転向し仕掛ける方に回ってた時期で、おもちゃもデフォルメ造形から、リアル志向が強くなり、マニアックになってきている。「商品パッケージも洗練されてきた時代ですよね。だから『その時期にちなんだソフビやおもちゃを中心に飾りましょう』ということだったんです」という。バンダイ・ポピーというテーマでの展示は、バンダイミュージアムぐらいしかないので、これは貴重な展示だ!
展示の核になるのは当時発売された怪獣ソフビ[キングザウルス]シリーズ。これには怪獣の足形シールが付いてて、集めて送ると景品の『ウルトラマン怪獣大図鑑』が貰えるなど、そういう商品展開の走りとなった怪獣ソフビだ。「ちょうどマニアの人たちがメーカーに入社してそれらの企画に携わるようになった時期だから、知恵を出し合ったんだろうね」と西村氏!
だからこそ今回の展示は、そんな当時の怪獣好きによる時代の熱狂が伝わるような内容になっている。特に注目なのは、当時のおもちゃ屋さんの店頭を飾っていた1mサイズの「ウルトラマン」「レッドキング」「ウルトラセブン」「ザ☆ウルトラマン」などの店頭用ソフビたち! ほかにも昭和バンダイ・ポピー製の貴重なおもちゃが大量に並ぶ! 会期は2026年2月8日まで。M1号が仕掛ける「夢のアーカイブ」、まだ未体験の方はぜひ冬の磐梯町へ足を運んでほしい!



圧巻の店頭用ソフビたち! 「ウルトラマン」「レッドキング」「ウルトラセブン」「ザ☆ウルトラマン」が古民家の空間で圧倒的な存在感を放つ!

ショーケースには、当時のパッケージも鮮やかなポピー・バンダイ製のソフビや合金玩具が所狭しと並ぶ。

バンダイ・ポピーといえば、外せないのが怪獣消しゴムだ!
2025年12月7日(日)~2026年2月8日(日)
10時~15時30時(ラストオーダーは15時まで)
火〜木は定休日
会場/bandai coffee(バンダイコーヒー) 〒969-3301 福島県耶麻郡磐梯町磐梯字本寺八幡4614-4
観覧無料
イベント問合せ先/(一社)ばんだい振興公社 TEL:0242-74-1091































