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ひなたかほり × カメントツ作『MORRIS〜つのがはえた猫の冒険〜』連載直前インタビュー!
「MORRIS」はどうコミカライズされたのか?

ひなたかほり × カメントツ作『MORRIS〜つのがはえた猫の冒険〜』連載直前インタビュー! 「MORRIS」はどうコミカライズされたのか?


既報通り、sofvi.tokyoでお馴染みのアーティスト・ひなたかほり氏が創造した「MORRIS」が、現在『こぐまのケーキ屋さん』が大注目のマンガ家・カメントツ先生によってコミカライズ! 2021年2月4日発売の『ヤングエース』(KADOKAWA刊)より連載がスタートする! ソフビとして誕生した「MORRIS」はどのようにして、このプロジェクトでコミカライズされたのか? それを紐解くため、「MORRIS」の生みの親・ひなたかほり氏、コミカライズ担当のマンガ家・カメントツ先生、そしてプロジェクトのコーディネイター&プロデューサー・赤司竜彦氏(メディコム・トイ代表取締役社長)に、それぞれの立場からのお話を伺った。なかなかエキサイティングな展開にご注目ください!

ひなたかほり × カメントツ作『MORRIS〜つのがはえた猫の冒険〜』

キャラクターデザイナー・ひなたかほり
●プロフィール
2008年、モンチッチドレスデザインコンテスト最優秀モンチッチ賞受賞、
2009年、FEWMANY AWARDファイナリスト選出をきっかけにアーティスト活動を開始。
2016年、自身でキャラクターとしての展開を考え、デザイン、
造形した「Morris The Cat with Antlers」を発表し世界中で人気に。

ひなたかほり × カメントツ作『MORRIS〜つのがはえた猫の冒険〜』連載直前インタビュー! 「MORRIS」はどうコミカライズされたのか?
MORRIS -British Green Coat-
©︎ KAORI HINATA

ーーマンガ化ニュースは驚きと共にとても楽しみです。まず単純にマンガ化されることについて感想を聞かせてください。
はじめにコミカライズのお話を頂いた時は、うれしさよりも実は「どうしよう!」という気持ちが大きかったです。「MORRIS」のストーリーを見せるのは、絵本か児童書だと思っていたので、マンガになるという展開は全く想像していませんでした……とは言っても断るなんてもったいないお話しですし、とてもありがたいご提案だったので、どうしようかとても悩みました。最終的に「わたしが望むマンガ家さんに描いて頂く」というベストな形に着地できて本当に良かったです。今では嬉しい気持ちと楽しみな気持ちでいっぱいです。

ーーどのような経緯でマンガ化されることになったのですか?
メディコム・トイで「Amplifier」を展開されている方が『ヤングエース』(KADOKAWA)の編集さんと親交があって、その方が「『MORRIS』というつのがはえた猫のキャラクターがいる」と紹介して下さったのがはじまりだったそうです。

ーーそしてマンガを描かれるのがカメントツ先生です。先生を選ばれた理由を教えてください。
カメントツさんのマンガは『こぐまのケーキ屋さん』を以前から読んで知っていて、版画のような画風や、登場キャラクターの愛らしさ、そしてところどころに見え隠れする影にも、とても魅力を感じていました。見せ方をよく考えてマンガを描いている方だなという印象です。カメントツさんにお任せできたら、わたしが作る「MORRIS」とは、また違う魅力をたくさん引き出してくれそうですし、何よりわたしがカメントツさんの描く「『MORRIS』のマンガを読みたいな」と思い、カメントツさんにお願いしました。

ーーすでに打ち合わせされたと思いますが、実際にお会いしたカメントツ先生にどのような印象をもたれましたか?
「憧れの先生!」という気持ちで少し緊張しながら顔合わせに臨んだのですが「はじめまして」の時からいろいろなお話を広げて下さって、とても気さくなお兄さんという印象でした。もちろん尊敬の気持ちは変わりませんが、今では、しっかりはっきり意見を言い合える関係になれたのも、カメントツさんがはじめから友人のように接して下さったおかげだなと思います。

ーーその打ち合わせで先生へ何か要望されたことはありますか? それはどのような要望だったのでしょうか?
「MORRIS」はどういう子なのか? ここだけは変えないで欲しい! という項目をリストアップして送らせて頂いたのですが、そのほかは「カメントツさんが楽しんで描ける設定やストーリーを自由に考えて欲しい」とお願いしました。マンガならではの「MORRIS」がどんな子になっていくのか? わたしも一緒に楽しみたいと思ったからです。

ーー逆にカメントツ先生からひなたさんへ何か要望はあったのでしょうか?
「カメントツさんの作る『MORRIS』を見たい」ということをお伝えしたのですが、マンガの「MORRIS」も本物の「MORRIS」でありたいから「『MORRIS』はこんなことはしない」「『MORRIS』はこんなことは言わない」などあったらちゃんと言って下さいね!」とおっしゃって下さいました。「MORRIS」を大切に扱って下さいそうだなと感じてうれしかったです。

ーー気になる第1回めのラフなど、もう読まれたのでしょうか? もし読まれていたら、どのような方向性の内容なのか? 明かせる範囲でいいので教えてください。
制作チームでのはじめての顔合わせの際に、カメントツさんが第1話の絵コンテを2パターン描いて持って来て下さったのですが、そのうちの2案目の内容にその場にいたみんなが驚きました。「MORRIS × カメントツ」で「ほのぼのマンガが来ると思いきや!」でした。でも、それが素晴らしくて満場一致で「この方向性で行きましょう」と決まりました。副題に「〜つのがはえた猫の冒険」という言葉がついたので、そこから少しストーリーの方向が想像できるかなと思います。とてもわたし好みの世界観を作って下さいました。

ーーでは最後に今回のマンガに期待するファンはとても多いと思います。そんなファンにメッセージをお願いします。
「ソフビから生まれたキャラクターが、まさかマンガになるなんて!」とみなさんも驚かれたと思います。わたしもまだ信じられない気持ちですが、こんなに様々な展開をさせて頂けるのも「MORRIS」を「かわいい」と思って応援して下さる、みなさまのおかげです。企画を下さったカドカワさん、いつも最良の形でサポートをして下さるメディコム・トイ、そして企画に賛同しマンガを描いて下さるカメントツ先生にも改めて感謝をお伝えしたいと思います。『MORRIS〜つのがはえた猫の冒険〜』ぜひお楽しみ頂けたらうれしいです。

ひなたかほり × カメントツ作『MORRIS〜つのがはえた猫の冒険〜』連載直前インタビュー! 「MORRIS」はどうコミカライズされたのか?

マンガ・カメントツ
●プロフィール
2013年、脱サラしてフリーのイラストーレーターに転身し、2014年からマンガ家として活動開始。「オモコロ」「ジモコロ」などのwebメディアで活躍し、2016年に「カメントツの漫画ならず道」(小学館)連載開始。
2017年に『こぐまのケーキ屋さん』(小学館刊)をTwitter上で発表し大きな話題を呼ぶ。

ーー今回のマンガ化について聞かせてください。どのような経緯でコミカライズが決まったのでしょうか?
知り合いの役者さんから、ある日突然「紹介したい人がいる!」というお話をいただいて……最初は完全に「怪しい……」と疑ったんですが「絶対に会ってほしい!」という熱意が凄くて……もう何か買わされる覚悟でお会いしたんです(笑)。そしたら、とても可憐な女性だったから、また罠かと思いました。話を聞いたらひなたさんは、わたしの作品を凄く読み込んでくれてて、そこで「ぜひ『MORRIS』のマンガ化をわたしに一任したい」と言われたんです。それにわたしはフィギュアが好きだし、おもちゃがとても好きなんです。メディコム・トイさんというと、以前ドリンクのおまけだった『スター・ウォーズ』の「ベアブリック」に夢中になったり、大好きな藤子・F・不二雄先生作品のフィギュアを沢山ラインナップしていたり、好きなアーティストさんとコラボしていたりするので「そんな会社と関わることができるなら!」っていう思いも正直ありました。今回関わる作家さんや会社など全てがオールスターという感じで、とても自分の中では「ありがたい話」なので、ぜひお受けしたいなと考えました。もちろん企画がおもしろそうだから、凄く高いモチベーションで楽しんで仕事できてる感じです。

ーーひなたかほりさんという作家さんをご存知でしたか? どのような作家さんのイメージを持たれていたのか聞かせてください
ひなたさんの作品は、なんとなく存じ上げてましたが、SNSなどで見かけて「印象に残るキャラクターだなって」って「いいね」を付けたりするぐらいの気になり方だったんです。今回、過去の作品をいくつか見せていただいたんですが、そこで「好きじゃないモノは作らない!」という絶対に意思を曲げない強さを感じました。自分の世界観というかエッセンスを作品に落とし込まれるのが凄くうまい作家さんだと思います。今回のコミカライズは、ある意味、ひなたさんの作品の2次創作で、完成されているキャラクターの世界観を少しずらす作業なんですね。キャラクターデザインに関しては確固たる芯があるので、わたし的にはすごく楽だと感じる部分もあります。


ーー今回のマンガはひなたさんが創造したキャラクター「MORRIS」が主人公です。このキャラクターについて最初にどんな感想をもたれましたか?
今回「MORRIS」を初めて見ましたが「つのが生えてしまった猫」というキャラクターですよね。本来無いはずの「つの」を持つ少数派で、それがキャラクターにビジュアル化されてて素晴らしいと思いました。それに愛らしい中に毒があり、かわいいだけのキャラクターではない強いメッセージ性みたいな部分が、人に好かれる理由だと感じましたね。マンガ化にあたり「MORRIS」のフィギュアをいただいたんですが、「つの」のカーブが絶妙で素敵だなと思いました。「つの」はマンガ表現が難しいんです。横を向くとストレートな線になってしまうし、斜めに見ると「つの」同士がかぶってしまう。マンガでは「つの」の魅力を伝えるため、どうフラットに表現しようかと思っています。いわゆる「鉄腕アトム」だと「アトム」が横を向くと「つの」は移動しますよね。「MORRIS」もそういう工夫が必要で、実はマンガ向きなキャラクターではないと思いますが、その辺は作家の腕の見せ所だと思います。

ーー最初に「MORRIS」で、どのようなマンガをイメージされましたか?  理由と共に聞かせてください。
最初、ストーリーをどうするのか? という打合せで……もともと何も形がない中で打合せするのが好きではないので、勝手に2パターンのプロットを作りました。両方NGの可能性もありましたが。ひとつは、これを求められているだろうと『こぐまのケーキ屋さん』に準じた、何かしらの癒しだったりキャラクターのかわいさを前面に出した作品。ふたつめは、わたしがすごく描いてみたかった、少しダークなファンタジーでした。打合せでは私を尊重してくださったのか「MORRIS」チームの全員が、ふたつめのプロットを選んでくれたんです。これは個人的にうれしかったですね。『こぐまのケーキ屋さん』はもちろん好きで描いているんですが、これだけの作家だと思われるから、自分の中にあるダークな部分などの熱量を感じて、選んでもらったのはうれしかった。また、わたしは以前から有名なレジェンド作家さんたちにインタビューして、その人たちの生き様や感じたことをマンガに落とし込むというルポマンガをずっと描いていました。インタビュー内容を1度、落とし込んでから自分というレンズを通して世界を見せていくのは楽しいです。今回はこの経験が生きていますね。キャラクターがあって、それをどうレンズを通して大きな光にしていくのか? それは楽しいし何か具体的なモノを提示できるのではないか? と思っています。ほかにも楽しいと思う部分では、例えば「MORRIS」は、緑色のコートを着ていたり、「つの」や茶色い毛が生えています。そういう部分のストーリーや設定を作る作業を任せていただいています。例えばコートのフードに入ってる2匹のネズミを、どうストーリーに組み込んでいくか? みたいな。二匹の性格の違いとか、膨らませる作業というのが楽しいですね。今の所、ひなたさんから「二匹のネズミたちにマンガ版の名前をつけてもいい」と伺っているので、このネズミたちは「フォボス」と「ダイモス」と名付けようと思ってます。これは火星の月の名で、わたしもひなたさんも『スター・ウォーズ』好きで、月や太陽がふたつという設定などが大好きなんです。そういう所でシンプルに気が合ってドライブ感、グルーヴ感が生まれています。全く新規でキャラクターを作っている気がしないというか、有無を言わさずお互いに「あるある」みたいな話が進んでいくのがとても楽しいですね。


ーーすでに打ち合わせされたと思いますが、ひなたさんから今回のマンガ化に関して何か要望はあったんでしょうか?
わたしの考えたストーリーには、とても同意していただけて、マンガの作者としてすごく尊重していただいてると思います。わたしの中でおもしろい世界観を共有していただけるので、個人的にすごくやりやすい。ストーリーのほか、マンガでは付随するキャラクターも全部デザインさせてもらっています。ずっと、ひとりで作品を作ってきたので、ひなたさんにキャラクターを相談したり、赤司さんに作品を見てもらったり、マンガに関わるチームもすごく協力してくれるので、チームワーク作業がすごく楽しくて、心強くて、新鮮でおもしろいですね。

ーー逆に先生から何かひなたさんへ希望されたことなどあったのでしょうか?
このお話を頂いた時からひなたさんとは、もうお友達なんです。同世代だし好きなモノが被っていたり、ひなたさんしか知らないモノだったり、わたしが個人的に好きなモノを紹介したり、まるで脳みそがもうひとつ増えたみたいだなと感じています。頑固さや繊細さもあって、とても芯が太くて、吹けば飛ぶような弱々しさもある。完全にわたしもそういう人間なので、そういうおもしろさもあって、何か運命を感じています。もう少し具体的に言いますね(笑)。「MORRIS」というキャラクターを作るにあたり、ひなたさんが持っているキャラクター像をわたしが「どこまで変えていいんですか?」とお話しました。あと「変えてほしくないところは?」とも。こういう話合いは常に密にしていますね。ただしひなたさんにそれを聞くことでストーリー作りが窮屈になるかというと全然そんなことはない。また提案してNGだったりも全然ありますが、それは理由があってわたしも納得しています。大げさな言い方ですが、打合せのたびにお互いが成長しているみたいに……ひなたさんはそう感じているかどうかわかりませんが、わたし自身は会うたびに自分自身をみているようだったり、真摯なクリエイターとして尊敬しリスペクトしたり、お話に「なるほど!」と感心したりさせてもらえる部分がたくさんあります。すごく刺激を受けながらストーリーを作っていると思います

ーー第1回目の手応えというか、今回のコミカライズに期待していることがあったら教えてください。
 
今回、期待している事というと、やっぱりメディコム・トイさんが企画されたことなので、わたしのアイデアを立体化してくれるんじゃないか? ってとても楽しみにしています。マンガなど平面作品を作る人間にとって立体はすごく憧れなんです。『こぐまのケーキ屋さん』では、ぬいぐるみを中心にグッズ展開していましたので、今度は硬いプラスチックだったりソフビだったりで展開できると、とてもうれしいですね。あとはそう……作品としては、とてもわかりにくい……というかわかりにくい作品を作ろうと思ってるわけでは無いんですが、読み込むのに少し時間のかかる作品ではあるので、その辺、ぜひ読者の方々には踏み込んでいただきたい、世界を体験していただきたいという所がわたしの願いですね。

ーー今回のマンガ化に期待するファンはとても多いと思います。そんなファンの方々へメッセージをお願いします。
『こぐまのケーキ屋さん』は、子供の読者を意識できたことが1番大きい変化だったような気がします。大人向けなら、わたしが嘘を描いても、読む側が読み解いてくれますが、子供相手だとそうはいきません。そのためマンガには不純なモノが混ざらないよう、自分の中で真摯に向き合って「良い作品を描かねばならない」という意識が強くなりました。いわゆる下衆な考え方は吹き飛んだ気がします。一方で『こぐまのケーキ屋さん』によってマーケティングやセールスを気にすることもできました。この両軸を知ることで「MORRIS」がもっと活躍ができるよう、ご協力させていただきたいなと思うのと同時に「『ミッキーマウス』のようなキャラクターにしてやるぞ!」という大きな野望も抱いてます。「MORRIS」をもっともっといろんな角度で見てもらって愛してもらえるよう、ひなたさんが想定している以上の作品にしたいですね。またわたしの中では本来フィギュアだった「MORRIS」に何らかの影響を与えたいという覚悟をもって120%〜130%を作品にこめています。もうひなたさんとは「ケンカだね」という話もしています(笑)。お互い切磋琢磨しながら、お互いが「作品を乗っ取ってやるぞー」という強い意志で、今後も作り続けていくので、ぜひどういうバトルがマンガの裏で繰り広げられているのか? そこも想像しながら読んでいただけるとうれしいですね。よろしくお願いします。

ひなたかほり × カメントツ作『MORRIS〜つのがはえた猫の冒険〜』連載直前インタビュー! 「MORRIS」はどうコミカライズされたのか?

プロジェクトコーディネイター&プロデューサー/赤司竜彦
メディコム・トイ代表取締役社長

ーー今回のマンガ化について聞かせてください。どのような経緯でコミカライズが決まったのでしょうか?
当社でリリースしているロックTブランドである[Amplifier]のプロデューサー経由でKADOKAWAの編集担当さんからオファーを頂きました。
ひなたさんは散々悩まれた末に、自分で描くのは無理だけど、描いてほしいマンガ家さんがいる! ということでカメントツさんへ全身全霊でプレゼンされたそうです。
この後、全員で初めて打ち合わせで集まった時、カメントツさんから2本の全く異なるプロットをお持ち頂いたんですが、プロット選びは関係者全員一致で決まりました。
カドカワの担当編集さんに「肝心な編集長の合意はとれますか?」って聞くと「このクオリティだったら無条件でお受けできます!」と言い切って頂き、その場で全部決まりました。
外堀は最強の布陣で埋まりましたので、あとはどれだけ精度が高く、良いモノが作れるのかが勝負とみなさんが思ってて、全体の配線がうまく繋がってプロジェクトが動き出しました。
カドカワの編集者さんも「最初からここまで決まってるプロジェクトは初めてです」と緊張されながらも、以降の展開の話に花が咲きました。
当初、購読者数を鑑み「配信でどうか?」とご提案を頂いたのですが、ひなたさんが「どうしても『ヤングエース』の雑誌がいい!』ということで本誌連載に決まりました。
とてもエキサイティングな展開で楽しかったです。

ーー今回のひなたかほり × カメントツのコミカライズに期待していることはなんですか?
ふたりともやっぱり持っている特性が全く違うので、ケミストリーもそうなんですが、全く違う特性が重なり合った時に出てくる別なモノですね。
みなさんは多分『こぐまのケーキ屋さん』を想像してると思いますが、連載を見て愕然とすると思います。ここも含めて多分、カメントツさん計算されていると思いますけど。

ーー今回のコミカライズに期待するファンへメッセージをお願いします。
今から4年ぐらい前ですか……「MORRIS」と関わり始めて、あの当時には全く想像してなかった展開がいくつもいくつも出てきました。
そこで多分、わたしが出来ることは何か? と考えた時、作家がやりたいことを汲み取りつつ、そこにビジネスとして、ある程度の器が見えるのであれば、もう無条件で協力します。
才能のある人と仕事をしたいですし、その人の才能の伸び代を伸ばしたいと思いながら仕事していることが大きいので、ぜひマンガにそういう部分を感じてもらえれば、うれしいですね。


『ヤングエース』2021年3月号
2021年2月4日/690円(税込)/KADOKAWA刊
https://web-ace.jp/youngace/

©︎ KAMENTOTSU / KADOKAWA ©︎ KAORI HINATA / MEDICOM TOY

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