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2017年12月発売開始の[VAG]第13弾についてお聞きしました! 「文春くん」について

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■1990年4月に株式会社読売映画社入社。2006年6月、株式会社ディー・エル・イーに入社し、2007年9月より取締役就任(現任)。2006年に「秘密結社 鷹の爪」を地上波で発表した後、2007年には劇場公開。その後、テレビ・映画シリーズを次々と公開。その他「古墳ギャルのコフィー」や「土管くん」などオリジナルIPを多数輩出。独自の世界観とプロデュース手法が人気を呼び、「島耕作」シリーズ、「ルパン三世」等の有名原作のパロディ化によるリプロデュースにも従事。2008年度ニューヨーク国際インディペンデント映画祭にて、「アニメーション部門 最優秀作品賞」「国際アニメーション最優秀監督賞」のダブル受賞。2012年4月しまねコンテンツ産業振興アドバイザー(しまねだんだん★メディアアド バイザー)就任。2013年11月、松江観光大使就任。2017年10月にはジャスティスリーグとのコラボ映画「DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団」を公開。

 

ーー今回のプロジェクト参加の経緯と感想を教えて下さい。
この「文春くん」は『週刊文春』編集長の新谷さんとの会食の時に、冗談から生まれたキャラでして、長らく非公認キャラクターだったものですから、こうしてフィギュア化には驚きました。

ーーこのプロジェクトに対して期待している事などあったら教えて下さい。
「文春くん」は、キャラクターの特性上、どうしても批判を受けやすい立場にあるので……グッズ化されたことでそういった面が徐々に払拭されていけばうれしいですね。

ーー今回はなぜ「文春くん」でだったのか? 教えて下さい。
『週刊文春』さんとの、冗談から始まったコラボが形になるというのは「文春くん」の印象を世間に決定づけるのにいい機会だと思っていました。

ーー改めてキャラをデザインされた時のこだわりや、コンセプトなどを教えて下さい。
特にありません。すでにメディコム・トイさんが上げてきた原型デザイン段階でかなりのクオリティでしたから。

ーー原型はPERFECT-STUDIOさんが担当されています。原型製作時にこだわった造型ポイントなどあれば理由と共に教えて下さい。
私が描いた文春くんのオリジナルイラストの、前髪から眉毛が透けている表現をいかに立体で表現するのかは苦心しましたが、完成品は納得いくものでした。

ーー今回は5色あります。色決めの基本コンセプトと、色バリエーションの理由を教えて下さい。
カラーバリエーションはメディコム・トイさんからご提案されたものを、そのまま採用しております。一部、いろんな意味でギリギリのデザインがあるので、ちょっとヒヤヒヤしてます(笑)。

ーー実際にソフビサンプルを見た時の完成への手応えなど聞かせて下さい。
実はあの「文春くん」の表情は、小憎たらしいけど憎みきれないという絶妙なバランスに立っていて、何度も書き直したものです。「文春くん」デザインの当初のコンセプトであった「人間っておもしろいと思う好奇心」を、いかに立体物で表現するのか? それを完璧に表現できていると思ってます。

ーー[VAG]はすでに何シリーズも展開しています。これまでの各シリーズに対してプレッシャーなどはありましたか?
あります。しかしそれ以上に「認められた!」という達成感が勝っています。本当に『週刊文春』の編集部の皆さんとの冗談から生まれたキャラクターだったので。

ーー今後またシリーズへの参加意欲などあれば聞かせて下さい。
鷹の爪も10年を超え、新しい展開へと動き出しています。その展開で、鷹の爪のキャラクターたちを[VAG]化できれば…なんて考えています。

ーー最後にファンへのメッセージをお願いします。
かなり尖がったキャラクターがラインナップされているこの[VAGシリーズ]に「文春くん」が選ばれたことに本当に喜びを感じています。また一方で“文春砲”という社会現象にもなった言葉を体現する「文春くん」が形に残るということは、とても意義のあることだと思っています。ぜひ、手に取っていただき「文春くん」の「人間ておもしろいと思う好奇心」を感じていただければ……と!

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