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[VAG]第29弾についてお聞きしました! 「フテコネコ」についてナガモトマイ interview

Mai nagamoto / ナガモトマイ
幼い頃から絵が好きで独学で現在に至る。
自身の人生をもとに誰しもが子供の頃に持っていた純真さ無邪気さ、
大人になっていくにつれて心の隅に姿を現す陰鬱さをポップな色彩と相反する
深く暗い色彩や造形で表現した作品を展開。

2002年から国内外のギャラリーやイベントにて個展を開催。
手の平のみで描くライブペイントやオークションにも参加。
(香港.上海.シンガポール.台湾.タイ.サンフランシスコ.LAなど)又、
企業との商品企画・監修、コラボレーション、
2014年からソフビフィギュアの造形、塗装、販売など
商業フィールドも含めて意欲的に活動範囲を拡げている。

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【代表取締役社長 赤司竜彦によるキャスティングポイント】
当社のエキシビジョンで彼女の絵を頂戴してから10年。
少し時間が掛かりましたが、ようやくナガモトさんとお仕事をする機会が出来ました。
国内外から大きな支持を得ている素晴らしい作家さんです。

Q1/今回の[VAG]プロジェクトへの参加経緯と感想を教えて下さい。

10年前から赤司様とは繋がりはございましたが 先日、赤司様と奥様に絵画作品を購入頂けたことを
きっかけに赤司様からのご提案を頂き参加させて頂く運びとなりました。

Q2/[VAG]に対して期待している事などあったら教えて下さい。

私のオリジナル版フテネコとはまた一味違う、
私のイメージする”メディコム・トイ版フテネコ”の子猫ver. “フテコネコ”を、
お求めやすい価格帯で沢山のお客様に手にして頂きたいです。
個人的に野良猫や動物達との触れ合いのお陰もあり持病がかなり良くなったことがあります。
このご時世ですし、少しでも癒しが生まれたりしたらいいなとVAGで広がることを期待しております。

Q3/今回[VAG]で「フテコネコ」が選ばれた理由を教えてください。

赤司様のセレクトになります。

Q4/改めて「フテコネコ」のキャラをデザインされた時のこだわりや、
コンセプトなどを教えて下さい。

強く生きる野良猫達
大切にされていると願う家猫達
お迎えを待つ保護猫達

NEA(強さ)、innocent&core(感動)、 shincaso(希望) に続き、
FUTENEKOの裏コンセプトは(癒)になります。

フテネコはふてくされた顔をした強く逞しい野良猫。名前は貴方がつけて下さい。よろしくお願いします。
これがコンセプトになると思います。
このフテネコの子猫ver.がフテコネコとなります。
キャラクターを作るためにデザインしたというより
絵画で描いていたものを立体に近づけた感じです。 フテネコはたまたま、亡くなる寸前の猫が
家の前の河原にいた為、保護して看取った後に立体にしようと決めました。
私が出す絵も立体も自分の経験をもとに制作しますので自然な流れかと思います。

Q5/原型製作時にこだわった造型ポイントなどあれば理由と共に教えて下さい。

私のオリジナルのフテネコはいわゆる平面をそのまま立体にするというよりも、
表したい部分を強調させすぎないように主張させ、辻褄の合わない立体物になるように作っています。

私が思うメディコム・トイ様のイメージは洗練されていていわば
野良猫と家で飼われている猫の違いくらい差があります。

あくまで野良猫っぽい逞しさ泥臭さをだしながらも 洗練されたものにする矛盾を
ディテールや表面加工、目の角度や口の数ミリの食い込み具合いなどに注意し指示を出させていただきました。

Q6/今回は5色あります。色決めの基本コンセプトと、色バリエーションの理由を教えて下さい。

オリジナルのフテネコの今までリリースしたもののカラーで制作しております。

Q7/実際にソフビサンプルを見た時の完成への手応えなど聞かせて下さい。

わああ、、ちっこくてめんこい!

Q8/[VAG]はすでに何シリーズも展開しています。
これまでの各シリーズに対してプレッシャーなどありましたか?

VAGが発明された時にワクワクしましたし、数多くの先輩方のVAGを回させていただき
自身も楽しみました。プレゼントにも手軽で大人も子供も楽しめるシリーズが沢山ありますので
フテコネコも参加出来ることが楽しみです。プレッシャーは少なく楽しみな気持ちの方が強いです。

Q9/今後またシリーズへの参加意欲などあれば聞かせて下さい。

与えて頂いたチャンスは自分なりに大切にさせて頂きたいと思っています。

Q10/最後にファンへのメッセージをお願いします

様々なことに一個一個深く向き合うことに時間をとられすぎて現在に至ります。
それは作品作りや、人との関わり方、販売の仕方もとにかく全部の事に当てはまります。
それでも私の目の前に現れてくれる絵、作品、人達や環境、チャンスを自分なりに焦らず大切にしながら
今後も走り続けますので今後共よろしくお願い致します。

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