_
ーーBLACKPEARLSさんは今回［VAG］シリーズに初参加となります。［VAG］についてはご存知でしたか？　最初に［VAG］に対してどんな感想や期待を持っていたのか聞かせてください。
まず、VAGシリーズのファミリーに参加できることを非常に光栄に思っています。すべての玩具デザイナーにとって、VAGシリーズに参加することは業界からの認可です。私自身も多くの先輩たちのVAG作品を購入しており、VAGに参加できることは夢をかなえるような経験です。

ーー今回「HAPY」が［VAG］にラインナップされた経緯を教えてください。
偶然の縁で、メディコム・トイさんからお声をかけていただきました。非常に光栄に思い、私たちはその提案を受け入れました。

ーー「HAPY」のキャラクターをデザインされた時のこだわりとコンセプトを教えて下さい。
HAPYという作品は、2020年にBLACKPEARLSというSOFUBI玩具ギャラリーを立ち上げた際に、私の初めてのSOFUBI作品でした。当時はコロナウイルスのパンデミックが発生していた時期で、皆さんは比較的抑圧的で孤独、不愉快な時期を過ごしていました。そこで、私は英語の「happy」を音の響きで「HAPY」とし、皆さんに幸せを伝える意味を込めて作り上げました。HAPYが誕生し、ネット上で多くの人々が玩具を通じて新しい友達を作るのを見て、私もとても嬉しく感じています。

ーーこの［VAG］用原型は、どのようにして製作されたのでしょう。［VAG］用原型製作で「こうしたい！」など、事前に希望されていたことがあったらぜひ聞かせてください。
今回のVAGバージョンの原型制作にあたり、HAPYのデザインスタイルをよりカートゥーン風で可愛らしく変更しました。VAGシリーズは私にとって、全世界の人々に向けたシリーズなので、より可愛らしいスタイルにすることで、世界中の人々に受け入れられやすくなると考えています。

ーー完成した「VAG HAPY」の原型を見た時の率直な感想を聞かせて下さい。
私の第一印象は、このHAPYをすぐに集めたくなるくらい、非常に可愛いということです。

ーーシリーズは５色あります。色決めの基本コンセプトと、この色バリエーションになった理由を教えて下さい。
今回の5つの配色は、HAPYのベーシックモデルでこれまでに発売された人気の配色です。これらの配色を通じて、プレイヤーたちに懐かしさを感じてもらいたいと思っています。私にとっても、今までの努力を見届けることができ、とてもいい思い出です。

ーー「VAG HAPY」の商品サンプルを見た時の完成への手応えなどありましたら聞かせて下さい。
やはりVAG、素晴らしいです。

ーー今回「VAG」制作を経験されました。振り返って初参加へのプレッシャーなどありましたか？　もしあったら聞かせてください。
プレッシャーは確かにあります、この業界で、私はずっと学びの姿勢でSOFUBIを学んできました。周りの多くの先輩たちは私より年齢も経験も豊富で、また日本はSOFUBIの発祥地でもあり、現地の多くのプレイヤーは非常に高い鑑賞力を持っています。しかし、私は新しい挑戦が好きで、プレッシャーがあればあるほどモチベーションが上がります。今回のVAG HAPYも皆さんに気に入っていただけることを願っています。

ーー今後もバージョン違いや新キャラクターなどで［VAG］への参加意欲などあれば、ぜひ聞かせて下さい。
私はVAGシリーズが大好きで、もっと多くの作品がVAGという形で皆さんに届けられることを願っています。そして、皆さんにたくさんの応援をいただければ嬉しいです。

ーー最後に新カラーの「VAG HAPY」を楽しみに待つファンへのメッセージを、ひと言お願いします。
HAPYが好きな皆さん、BPSを応援してくださるすべての方々に心から感謝します。また、メディコム・トイさんがVAG制作に参加する機会を与えてくれたことにも感謝しています。最後に、HAPYが好きなすべてのプレイヤーに感謝の気持ちを伝えたいと思います。

• tweet
•