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2025年7月発売開始の[VAG]第43弾についてお聞きしました! 「MEMI」について ABAO interview

ABAO(アバオ)|トイデザイナー/フリーランスイラストレーター
学生時代から絵を描き続け、オリジナルキャラクターをトイとしてかたちにすることに魅了されてきた。卒業後は本格的に自身の手でフィギュア制作を開始。
風変わりでやさしく、どこか愛嬌のある小さなモンスターたち——そんな“ABAOらしい”キャラクターたちが住む独自の世界観を構築することを目指している。
イラストから生まれたユニークでファンタジックなビジュアルが特徴。

Instagram:@abaoabaoabao

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ーーABAOさんは今回[VAG]シリーズに初参加となります。[VAG]についてはご存知でしたか? 最初に[VAG]に対してどんな感想や期待を持っていたのか聞かせてください。

はい、[VAG]のことはよく知っています。以前から自分でも[VAG]を買ってコレクションしていたので、今回参加できてとても嬉しいです。[VAG]には多様性があって特別な存在であり、MEMIが[VAG]シリーズの中でどのように表現されるのか、とても楽しみにしています。

ーー今回「MEMI」が[VAG]にラインナップされた経緯を教えてください。

MEMIのフィギュアをコレクションしている方がメディコム・トイさんにMEMIを推薦してくださり、今回の機会につながりました。本当に感謝しています。

ーー「MEMI」のキャラクターをデザインされた時のこだわりとコンセプトを教えてください。

MEMIは、私が描くポストアポカリプスの世界の住人です。この世界では、人形やさまざまな動物が遺伝子融合によって新たな姿になっています。MEMIは、捨てられた人形の頭にクモの遺伝子が融合し、新たな命を得た存在なんです。

ーーこの[VAG]用原型は、どのようにして製作されたのでしょう。[VAG]用原型製作で「こうしたい!」など、事前に考えていたことや希望されていたことがあったらぜひ聞かせてください。

今回の[VAG]の原型は、立ち姿のMEMIです。私は三面図とMEMIのソフビを資料として提供し、それをもとにメディコム・トイの造形師さんが3Dモデルを制作してくださいました。[VAG]版のMEMIで一番こだわったのは、「もっと可愛く、もっと持ち運びやすい」プロポーションにすることでした。私自身、おもちゃを外に連れて行くのが大好きなので、気軽に持ち歩けるサイズにしたかったんです。ソフビ版のMEMIは少し大きめですが、[VAG]版はちょうどいいサイズ感になっています。

ーー完成した「VAG MEMI」の原型を見た時の率直な感想を聞かせてください。

想像していた通りで、すごく可愛く仕上がっていて大満足です。

ーーシリーズは5色あります。色決めの基本コンセプトと、このカラーバリエーションになった理由を教えてください。

5色のうち2色は、過去に発売したMEMIのソフビ第1弾・第2弾で使ったカラーで、MEMIの童話的な世界観を表現しています。残りの3色は[VAG]シリーズのために新たにデザインしたもので、より鮮やかで明るい色合いにして、MEMIがファンタジーの世界にいるような雰囲気を意識しました。

ーー「VAG MEMI」の商品サンプルを見た時の完成への手応えなどありましたら聞かせてください。

とにかくすごく可愛くて、早く一緒に旅に連れて行きたい!って思いました。

ーー今回の「VAG」参加を振り返った時、初参加へのプレッシャーなどありましたか? もしあったら聞かせてください。

まったくありませんでした。最初から最後まで、とても楽しいプロセスでした。

ーー今後もバージョン違いや新キャラクターなどで[VAG]への参加意欲などあれば、ぜひ聞かせてください。

ぜひまたそのような機会があれば嬉しいです。

ーー最後に「VAG MEMI」を楽しみに待つファンへのメッセージを、ひと言お願いします。

MEMIと一緒にたくさん楽しい時間を過ごしてもらえたら嬉しいです!

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