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2019年12月発売開始の[VAG]第21弾についてお聞きしました! 「狛犬」について 十ビ製作所 interview

2019年12月発売開始の[VAG]第21弾についてお聞きしました! 「狛犬」について 十ビ製作所 interview
十ビ製作所
Hell Painterのメンバーとしてオリジナルガレージキットの原型を製作する一方、2013年頃からソフビ制作を開始、不定期でイベント等に参加しています。
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【代表取締役社長 赤司竜彦によるキャスティングポイント】
十ビ製作所の造形は、まるでデジタルデバイスをスパチュラのように操っているような印象があります。(個人的感想です。) 圧倒的な情報量を持ち、細密なデザインであり、求道的なその造形は、これまでのVAGのラインナップとは異なる場所にあると感じつつも、反面スーベニール的な面白さを感じ、今回の起用となりました。

ーー今回の[VAG]プロジェクトへの参加経緯と感想を教えてください。
普段はHell Painterと言うチームで造形活動をしています、メンバーのナガレ君のTwitterにて今作の紹介をして頂いた際に赤司さんからプロジェクト参加の御連絡を頂きました。 感想は、まさかそんな事ある??という、驚きと不思議さが入り混じった感じでしたね。

ーー[VAG]に対して期待している事などあったら教えてください。
ガチャでのリリースは幅広い層の方々に触れられる機会もあり、どんな方々が手に取ってくださるのか非常に楽しみです。

ーー今回[VAG]で「狛犬」にした理由を教えてください。
これに関しては狛犬を是非との事でした。

ーー改めて「狛犬」のキャラをデザインされた時のこだわりや、コンセプトなどを教えてください。
日本の彫刻物を現代的にアレンジしつつ、怖可愛い感じに落とし込む事をコンセプトにしています。 今回はそのシリーズの一番目に当たり、誰が見ても分かりやすい物として狛犬をモチーフにしました。

ーー原型製作時にこだわった造型ポイントなどあれば理由と共に教えてください。
日本独特の可愛さ、怖さ、綺麗さなどを見る角度、光の当てる角度で様々な様子が浮かび上がる様に、そしてパッと見の印象はインパクトを出すという所です。 元のソフビよりかなり小さくなるので、サイズ感に合わせて全体のバランスの調整、彫りの深さ、ディテールを減らすなどの作業をしました。

ーー今回は5色あります。色決めの基本コンセプトと、色バリエーションの理由を教えてください。
赤に関しては現在ソフビイベントなどでリリースしている物を元に並べる事が出来る様にと思い考えました。苔生した物も定番的な意味合いが強いですね。 ダブっても口を閉じて接着すれば阿吽で並べれますしね。 紫は自身のソフビでもやりたいと考えていた物を先にVAGの方でやってみました。紫は高貴な感じで纏めたいなとの考えです。 水色、緑はちょっと遊び心を入れつつ、狛犬を活かせるカラーリングとして決めましたね。

ーー実際にソフビサンプルを見た時の完成への手応えなど聞かせてください。
今回、自分自身に時間がなくカラーコンセプト画像をお渡ししてペイントして頂いたのですが、再現度が高くてビックリしました。子供がみた瞬間に可愛いって言ってくれました。(笑)素直に嬉しかったですね。

ーー[VAG]はすでに何シリーズも展開しています。これまでの各シリーズに対してプレッシャーなどありましたか?
プレッシャーというか、自分が製品としてちゃんと成立出来る物を作れるのか?の方を気にしていましたね。

ーー今後またシリーズへの参加意欲などあれば聞かせてください。
目に留まって頂ける物が作れた際には是非参加させて頂きたいですね。

ーー最後にファンへのメッセージをお願いします。
自分を知ってる人の方が少ないとは思いますが、これを機に自分の作品を気にいってくださる方々が増えて応援して頂けると嬉しいです。

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