- 2022-12-13
- インタビュー, 新着記事, 特集・インタビュー, 特集記事
- JUNK FOOD OPERA, VAG, VAG SERIES33, クオッカちゃん, メディコム・トイ
_
JUNK FOOD OPERA
横浜美術短期大学グラフィックデザイン科卒、現在は大阪在住。手縫いで制作するぬいぐるみ作家・デザイナー。代表作は「クオッカちゃん」。「Kind and cute friends!」をコンセプトに、主に手作りの1点ものぬいぐるみの制作・販売を中心に活動中。ラウンドワン、しまむら、ヴィレッジヴァンガード、プレステージ(敬称略)ほか、企業コラボ商品のデザインも他数制作。
Twitter: https://twitter.com/junkfoodopera
Instagram: https://www.instagram.com/quokkasan/
__________________________HP: https://www.junkfoodopera.com
_
ーー今回の[VAG]プロジェクトへの参加経緯と感想を教えて下さい。
「『POPBOX』へのイベント出展がきっかけで、いつか『クオッカちゃん』をソフビ化できたら……」というお話をしている時に、竹尾様(POPBOXプロデューサー)にご紹介いただき「VAGプロジェクト」へ参加が決まりました。大好きなアーティストさんがたくさん参加されているところへ、ぬいぐるみ出身の「クオッカちゃん」を仲間に入れてもらえる驚きと、そしてたいへんな喜びがありました。個人的に「VAGシリーズ」のガチャガチャは大好きでよく回していたので[VAG]ファンとしてもとってもうれしいです!
ーー[VAG]に対して期待している事などあったら教えて下さい。
「クオッカちゃん」を知っている人には、いつものもふもふのぬいぐるみがツヤツヤのソフビで表現された、新しいかわいさを楽しんで欲しいです。「クオッカちゃん」を知らない人には、新たな出会いのきっかけになれたらいいなと思います。ちょうど良い小ぶりのサイズ感のソフビなので、気軽に手に取っていただけることも[VAG]の魅力だと感じております!
ーー今回[VAG]で「クオッカちゃん」がラインナップされた理由を教えてください。
最近かわいい系のソフビを多く見かけるので、仲間に入れて頂けたのでは? と感じております!
ーー改めて「クオッカちゃん」のキャラをデザインされた時のこだわりや、コンセプトなどを教えて下さい。
「クオッカちゃん」は「こういうキャラクターのぬいぐるみを作りたい!」とビジュアルのイメージがしっかりある中で「でも、ぬいぐるみ作りをしたことがない」ところから、いちから試行錯誤して生まれた思い出深いキャラクターです。本物の「クオッカワラビー」特有の、ボディラインの丸みや尻尾の長さを生かしながら、まるっこいフォルムにデフォルメしていったこと、お顔の優しいにっこり顔がこだわりポイントです。
ーー原型製作時にこだわった造型ポイントなどあれば理由と共に教えて下さい。
ソフビの制作は初めてでしたのでイメージの伝え方に悩み、実際に粘土で原型の原型みたいなものを製作して見ていただきました。全体のフォルムを丸っこく可愛くしたかった想いを汲んでいただき、1stの原型を見た時はとっても感動しました。いつものぬいぐるみの造形とは一味違う、あんよの部分は特にこだわりました。
ーー今回は5色あります。色決めの基本コンセプトと、色バリエーションの理由を教えて下さい。
[VAG]への参加が決まり自分の好きなソフビの感じをリサーチしている時に、昭和的なレトロ感のあるものに強く惹かれていくことに気づいたのでカラーはいつもの「クオッカちゃん」の感じを残しながら、ニューレトロなイメージをコンセプトにして5色に決めました。
ーー実際にソフビサンプルを見た時の完成への手応えなど聞かせて下さい。
初めてのソフビ化にドキドキしていたのですが、実際のサンプルが手元に届いた時は「ヤッター! めっちゃ可愛い〜!」でした。とっても素敵に作って頂いたので、今すぐみんなに見て欲しい!とずっとテンション高かったです。
ーー[VAG]はすでに何シリーズも展開しています。これまでの各シリーズに対してプレッシャーなどありましたか?
国内外で大活躍しているアーティスト作品のシリーズに並ぶので、ものすごいプレッシャーがありました。ただ、ここへチャレンジできることも「クオッカちゃん」が導いてくれたことなので、楽しんで参加することができました!
ーー今後またシリーズへの参加意欲などあれば聞かせて下さい。
ぜひ参加させていただきたいです!今回の参加でソフビの制作は、とっても楽しいことだと改めて感じたので蓄光素材やクリア素材もやってみたい気持ちや、ほかのキャラクターも…などなど、夢が広がります。
ーー最後にファンへのメッセージをお願いします
ファンの皆様が支えてくださっているおかげで「クオッカちゃん」は私が想像していたよりずっと先の、新しい世界を見せてくれます。おもしろいことや素敵なこと、今後もたくさんしていきたいと思いますのでこれからも「クオッカちゃん」のいる生活を、楽しんでいただけますと幸いです!