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お待たせしました! 「ワンダーフェスティバル2023[夏]」sofvi.tokyo的レポート!!

またまた今年の夏も幕張メッセにて、世界最大の造形&フィギュアの祭典「ワンダーフェスティバル2023[夏]」が開催された! プロ&アマ問わずアーティスト、クリエイターたちが様々な造型新作をお披露目する一大イベント! そんなプロ&アマディーラーの新作はもちろん大注目だが、ほかにも今回はsofvi.tokyoではお馴染みの特撮のDNAのフィギュアプロジェクト発足に伴う初出展、エクスプラスの[大怪獣シリーズ ウルトラ編]発売スタート20周年記念として円谷プロダククションブースでシリーズの一大展示があったり、ほかにも1980年年代に庵野秀明監督などが参加していた伝説のアマチュアフィルムメーカー・DAICOM FILMの展示会があるなど、本当に内容が盛りだくさんだったのだ! そんな「ワンダーフェスティバル2023[夏]」のsofvi.tokyo的レポートを、お馴染みのルポマンガ家エビ沢キヨミ先生と行ってきたのでお届けしよう!


思わず突撃してしまいました……では落ち着いて紹介していきましょう!

■海洋堂


現在、受注中の[メガソフビ]新作「ウルトラマン「シン・ウルトラマン」雛型Ver.」。そして「ウルトラマン「シン・ウルトラマン」飛行形態」も!!


[メガソフビ]新作として映画『シン・ウルトラマン』より「ザラブ」の原型と「メフィラス」の彩色サンプル


「ゴジラ」造形で知られる酒井ゆうじ氏が原型監修&プロデュースを手掛けた[メガソフビ]の新作「ガメラⅡ(1996)」の原型


松村しのぶ氏が原型を手がけた「クラッシュホーン」。1980年代に海洋堂が発行したホビーマガジン『ARTPLA』にて発表された「ウルトラデザイン」でお馴染み成田亨氏によるオリジナル怪獣のデザイン画!

■特撮のDNA


新たに始まったフィギュアプロジェクトのため「特撮のDNA」が初出展!

手前が「特撮のDNA ガメラ2アップ用スーツ スタンバイ・ハンガー付き」だ! 現在予約受付中!!

フィギュア化にあたりスーツを173台の一眼レフカメラを用いて高詳細3Dスキャンを実施。それが解説されていました

■円谷プロダクション


エクスプラスが展開中の[大怪獣シリーズ]の「ウルトラ」編が20周年! それを記念してコンプリート&コンプリート直近な発売済みの『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『帰ってきたウルトラマン』怪獣が展示されました。

『ウルトラQ』

『ウルトラマン』

『ウルトラセブン』

『帰ってきたウルトラマン』

「ウルトラ」ヒーローたちはショップ・ツブラヤストアONLINE限定版

■エクスプラス


注目な[東宝マニアックス]や[ウルトラ怪獣シリーズ5000]の予告! なかなか気になるラインナップ!!


「大怪獣シリーズ ウルトラセブン編」新作「アンノン」


「大怪獣シリーズ 帰ってきたウルトラマン編」新作原型「サータン」


著名は原型師の造形をソフビ化する[FAVORITE SCULPTORS LINE]は大注目!


エクスプラスとスターエーストイズのレイ・ハリーハウゼン監督モノ新作! 「タロス」「ヒドラ」「グリフィン」「ケンタウロス」「ミナトン」などのスタチュー! オールドSF&モンスターファンにはたまらないラインナップ!


最近のエクスプラスはソフビだけでなく、アメリカの伝説のキャラクタープラモデルメーカー・オーロラを意識したプラモデルシリーズも展開中! 『メトロポリス』の「マリア」などキャラクターチョイスは、やはりオールドSF&モンスターファンは感涙モノ! プラモデルを包むビニールを、今では主流でないオーロラ仕様を再現するため、わざわざそのための機械を購入したというこだわりのシリーズだ!

■FEWTURE MODELS


HLPRO製[キャプテンフューチャー40cmソフビシリーズ』! 真ん中がキャプテンの「カーティス」、左が「オットー」、右が「グラッグ」!

■レインボー造型企画


もはや「ワンダーフェスティバル」恒例の『秘密戦隊ゴレンジャー』登場の「仮面怪人シリーズ」ディスプレイ!


「ライダーマン1/1ベルト 2023ver.」を展示。これは『仮面ライダーV3』の劇中で「結城丈二」が変身した時にしていたベルトレプリカ! 現在、東映ONLINE STOREにて予約受付中!

■ビックワンクラフト


右にいるのがビックワンクラフト代表の奇才原型師・あべ♨︎とおる氏


最新作は『ドカベン』の「レトロソフビ山田太郎」! 現在、ギャラリー&ショップ・墓場の画廊にて予約受付中!

■WTC(ワンダー・トイ・コンベンション)


「海洋堂から新進気鋭な造形作家たちを発信!」するイベント「WTC(ワンダー・トイ・コンベンション)」。次回2023年11月19日開催の「ワンダー・トイ・コンベンションVol.3」参加予定の作家さん作品たち!

■ゴジラ-1.0


「ゴジラ」生誕70周年記念作品となる期待の新作『ゴジラ-1.0』に出現する「ゴジラ」の2mサイズスタチューが会場に登場! 

■DAICON FILM大展示会


今回、注目だったのが「夏のワンフェスは、“DAICON祭り”!」として行われた「DAICON FILM大展示会」! 実は「ワンダーフェスティバル」のルーツという、1983年開催の「日本SF大会」=通称「DAICON Ⅳ」40周年を記念して開催された。この「DAICOM FILM」こそ、と当時アマチュアだった庵野秀明氏ほかメンバーによって制作された『DAICON Ⅲ OPENING ANIMATION』に始まる伝説のアマチュアフィルムメーカーであり、そのスピリットが海洋堂が掲げる「自らの手でものを作り発信する造形精神」=「ガレージキットスピリッツとは何か?」に共通するということで、改めてその精神を再確認すべく企画された!


展示入り口の脇に『快傑のーてんき』の主役「のーてんき」の顔ハメパネルが!? 『快傑のーてんき』とは、東映製作の特撮ヒーロー作『快傑ズバット』(1977年)のパロディ作品。1982年〜1988年までに全4作制作


まさに伝説の始まりとなった『DAICON III OPENING ANIMATION』(1981年)、『DAICON IV OPENING ANIMATION』(1983年)のセル画や設定資料など!!


特撮映画『愛國戰隊大日本』の展示。敵「レッドベアー団」の「ミンスク仮面」に「カミカゼ」「ハラキリ」「ゲイシャ」「スキヤキ」「テンプラ」の5人の「愛国戦隊」が挑む! 本作は「スーパー戦隊シリーズ」をベースにタイトルや登場キャラクターの名前が表す通り、右も左も笑い飛ばしたパロディ満載作だ!


『DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令』(1983年)は、円谷プロダクションの『帰ってきたウルトラマン』へのオマージュ作品。オリジナル顔負けのハードなストーリー展開と精巧なミニチュアワークの中、庵野秀明監督が素顔で大マジに「ウルトラマン」演じるという絶妙な味わいの作品だ!


『早撃ちケンの大冒険』(1984年)は、DAICON FILM初のマペット人形活劇


『八岐之大蛇の逆襲』(1985年12月)とはDAICON FILMが本領を発揮した一大特撮怪獣映画。特技監督を、後に「平成ガメラシリーズ」で知られる樋口真嗣監督が務めている。メイキング写真の中に庵野秀明監督の姿も!


会場では「DAICONスタンプラリー」も開催。配布された資料リーフレットにスタンプページがあり、4か所のスタンプで完成する!

エビキヨ先生とのレポートいかがだったでしょうか? 今回、時間がなさすぎて企業ブースのみとなりましたが、やはり「ワンダーフェスティバル2023[夏]」本当の魅力といえば、出展ディーラーによるさまざまな新作! ただそれはこうしたレポート記事より、参加して、自分の足で会場を回って、お好み見つけてほしい。今回、行けなくても次回! 次回行けなくても次々回にね! 過去に何度も「ワンダーフェスティバル」レポートをお届けしてきましたが、結局お好みを自分の足で見つけることこそ「ワンダーフェスティバル2023[夏]」最大の楽しみだと思いますから! ちなみに次回「ワンダーフェスティバル2024[冬]」は2024年2月11日に幕張メッセ国際展示場1〜8ホールで開催されるので今から予定を組んでおこう!

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